山形旅行 1日目

2009年1月10日 日常
山形旅行 1日目
今日から2泊3日で山形へ。去年の11月、めでたく結婚10周年を迎えたので、その記念(という口実)の旅行ってことで。

前日の天気予報を見ると、東北地方は大雪の予報。
飛行機が飛ぶかどうか不安だったけど、若干遅れたもののほぼ定刻通りに出発できて安心した。しかし、とても小さな飛行機だったので揺れる揺れる。


山形空港に到着してから、バスに乗って天童へ。
バジル的には天童行きがメインだったんよね。

天童は、言わずと知れた(?)将棋の駒の産地。
しかも、竜王戦やら名人戦やら、将棋界でも大きな大会が開催される地でもある。

町を歩いていると、あちこちに将棋の駒が。
ポストの上にも「王将」の駒が乗ってるし、地図も将棋の駒の形をしている。歩道にも、ところどころに詰め将棋が(写真1)。それも一つ一つ立ち止まって、雪が降る中、解けるまで待たされた。将棋の駒の店もたくさんあって、いちいち立ち止まって中に入ろうとする小学生なのであった。


とりあえずお昼を食べようってことで、「水車生そば」というお店に。
お腹一杯になったところで、そのお店の隣にあった「栄春堂」というお店で書き駒体験。大小の駒に、自分の好きな文字を書かせてくれるんだけど、バジルは大きい方の駒には「飛車」、そして小さい方の駒には「左馬」を書いた。

左馬というのは、天童産の駒独特のもの。「馬」という感じが左右逆になったもので、「うま」を逆から読むと「まう」と読む→「まう」という音は、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、「左馬」は福を招く縁起のよい駒とされる、ということで、商売繁盛のお守りにもなるんだって。

いろいろと勉強になります。


天童の人は何かとサービス精神に富んでいて、ここではお店のおばあちゃんが左馬の根付をくれた。しかも2つも。



その後は、寒いし、電車の本数も少ないし(ローカル線は1時間に1本)、宿に向かおうということでブラブラと駅に歩いて向かう。

その途中で、「ハシモト」というお菓子屋さんに立ち寄った。
「王将焼き」というお菓子を購入。将棋の駒の形をした人形焼きみたいなもんだけどね。それを、実家やら夫の会社やら用に購入したら、王将焼きを3つサービスしてくれた。それは夕飯後にありがたくいただいた。


駅にたどり着いたら、まだ少し時間があったので、駅の真下にある「将棋交流室」へ。子どもたちが将棋を指していたので、自由に入れるのかどうかは分からんかったけど、とりあえず入ってみたら、館長(?)らしきオッチャンが

「どこから来たの?」
「何年生?」

と話しかけてきてくれて、大阪から来た小学生だというと「へぇ~!遠くから来たんだねぇ。ささっ、中に入り」と奥の方につれて行かれるバジル(笑

そして普通~に将棋を指し始めるのであった。
私たちは、バジルが指し終わるまで待ってたんだけど、その間も、あれもこれもといろんな資料をくれるオッチャン。

おまけに、また別のオッチャンがやってきて、バジルが将棋を指しているところを写真に撮りまくって

「住所を教えて」

というので、何かと思ったら

「写真を現像したら送ってあげる!」

とのこと。もう~天童の人たち最高!いい人ばっかりで感動した。



気づいたら、バジルのまわりには人だかり。
大阪から来た刺客(?)の腕前はいかに…って感じなんだろうか。相手の子が手加減してくれたのか、バジルが勝った。オッチャンに「また来てね」と見送られながら、駅へ。


何とか電車に乗り込んで、宿のある上山温泉へ。

お風呂は北海道で泊まったホテルの方が格段に良かったが、ご飯はおいしかった。
量が多くて苦しい~と言いつつも完食。

その後はマッサージへ。
肩が猛烈に凝っていたので、ちょっとほぐれたかな。
またまたお風呂に浸かって、この日は終了。

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