男の子

エレベーターに乗ったら、3歳くらいの男の子とお母さんが一緒だった。

男の子「ママ〜。おうち帰ったら、ちょっとだけパソコンで遊んでもいい？」

お母さん「うーん。ちょ〜っとだけならいいよ」

男の子「ありがとう〜、ママ。いつもボクのわがまま聞いてくれて。いつもいつもゴメンねー」

なんか微笑ましくて笑ってしまった。



今日も暑い中、近鉄百貨店へ。

今日は特に大会はなかったので、午後イチの「こども将棋道場」（5局指し）と、羽生善治のトークショー目当て。

くどいようだが、毎日毎日、将棋だ〜、プールだ〜、とあちこち連れ出していると、仕事の進捗がかなり悪い。

しかも、予定外の外出（＠パセリ実家）も割り込みで入ってしまったせいで、作業日を確保するのがますます困難な状態だ。

なので、バジルには「1人で行ってよ」とめちゃくちゃなことを言ってしまったが、当然のことながら「1人でなんか無理…」と寂しそうな顔をされてしまった。

仕方なく一緒について行って、5局指し→トークショー（5局指しをいったん中断して）→またもや5局指し　のフルコース…

トークショーが始まる前に、コピー屋さんでバジルの教材を大量コピーしに行ったが（芦原橋まで）、こともあろうに肝心のコピー屋がお盆休みで閉まっており、何もしないまま再び天王寺まで戻る羽目に…時間と体力とお金（切符代）の無駄だった。

暑い中、芦原橋まで無駄足を踏んだところでトークショーへ…しかし案の定、満員御礼で座る場所もなく、ただでさえ疲れていたところへ立ちっぱなしで話を聞く。

しかし…羽生さんがあんなに人気があるのが何となく分かる気がした。

タイトルを次々と手に入れ、名人位も奪取し、「天才」の名を欲しいままにしているというのに、とても自然体で気負ったところなく、穏やかな空気をまとっている。本当はすごい人なのに嫌味のかけらもなく、押し付けがましいところもない。

それなのに、ひとたび将棋盤を目の前にしたら、勝負師の表情になる。

そのギャップがいいんだろう…多分。

＋＋＋

トークショーが終わってからは、また5局指しの続きを。

私はひたすら待つばかり…本を読んでいたが、途中で睡魔が襲ってきて、机に突っ伏して寝てしまった。

5局指しを終えたバジルに肩を揺すられて起きると、

「ゴメンねママ〜。ボクが1人で天王寺まで来られへんから、一緒についてきてくれて」

だって（笑

男の子ってこういう感じなのかな。
（どういう感じかいな）

5局指しの結果は、4勝1敗。
勝ち数に応じて賞品（？）があるんだけど、内藤國夫著の詰め将棋の本をもらっていた。

帰りの電車の中で読みながら「なかなか面白いこと書いてるなぁ」と言っててちょっと笑ってしもた。アンタいったい何様なのよ…（笑

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帰宅後、バジルは学校の宿題/家のドリル。

私は仕事。

バジルの宿題が一段落ついたところでコーナンに行き、工作の材料で足りないものを買い足しに…

一日フル活動で疲れた…

しかし彼は、明日は将棋会館で昇級に挑戦するらしい。。。
タフやな〜（プールには行きたがらないくせに…）