天才

名人戦の第6局が終局し、バジルが尊敬してやまない羽生さんがついに永世名人の称号を手にした。

いやはや、同じ世代の人が活躍しているのは本当に嬉しい。
もっとも、森内名人も同世代だけども。

本当は、「今日勝ったら名人になるから、大盤解説会に行こうかな」と言っていたが、夕方になって突如として「やっぱり、こないだボクが大盤解説会に行ったら羽生さん負けちゃったから、今日は行くのやめる」と言い出した。

変なジンクスが付くのが嫌だったのかな。

でも、バジルの思いが通じて良かったよ。


羽生さんのような才能を開花させて欲しいと願ってやまない私だけど、そんな私の思いをよそに、先日の参観があったときには思いっきり教科書を閉じたままだし、指は常に将棋の駒を握ってるような形をしているし。まったくもって授業に身が入っていないのが丸分かりで、見ていられなかった。

参観には外部の人も来ていたけど、その中に、バジルが小学校受験でお世話になった幼児教室の先生を発見！
幼児教室に通っていた頃は、まだまだ乳歯も抜けない頃だったのに、今となってはもう「中学年」だもん。早いもんです。

後からバジルに「○○先生が来てくれてはったよ！先生も、井上陽水好きって言うてはった」と言ったら「僕も会いたかったなー。井上陽水の話したかったのにー。平井堅も好きかなぁ」と残念がってました（笑


参観の後、同じクラスの何人かでお昼を食べに行ったら、案の定、「ナゲットとポテト」のセットに加え「今日はシェイク飲んでいい？」というので、おやつ代わりにするならいいよと許可したら、マンゴーシェイクを一気飲み。

飲み慣れないものを一気に飲み干したせいか、数時間後には「お腹が痛い」と言い出し、パセリと一緒に何回かトイレに走っていた。

バジルの様子がちょっと落ち着いてきたところでとりあえずみんなと別れ、私たち3人はヨーカドーへ買い物へ。

しかし、ヨーカドーに入ったところでまたもや「お腹が痛い」というので、パセリに付き添ってもらい、私だけ食料品の買い物へ。

一通り買い物を済ませ、会計も済ませても、バジルはまだトイレにこもっていた。

結構時間が経過していたので、心配になってパセリにバジルの様子を見てきてほしいと行ったが、次はパセリも出てこない。

しばらくすると、明らかに機嫌の悪そうなパセリと、しょんぼりした様子のバジルが出てきた。

まだお腹が痛いのかと思い、「大丈夫？」と聞くと、

バジル「…トイレの中で、ちょっと寝ちゃって…」


ガクッ


寝てたせいで、パセリが呼ぶ声も聞こえなかったらしい。

バジルが個室にこもってるから、入りたくても入れない子もいたらしく、「パパとママに心配かけるだけならいいけど、他の人の迷惑になることはやめなさい」と叱られていた。


ホント、先週は「失踪」事件から何から色々あって疲れた…