建設的（？）な一日

おととい、車を当てられて終了〜な一日を過ごしたが、今日は何となく建設的だった。

プーケット旅行に行ったとき、ホテルのプールでバジルがおぼれかけたので、パセリがしきりに「スイミングスクールにでも入れれば？」としつこかったのだが、学校から帰ってくるのも（公立に通ってる子に比べたら当然）遅いし、宿題も結構多いし、送迎も面倒だし（おいっ）、私は「別にいいやん…」と消極的だった。

でもパセリがいつになくしつこくて、

「オリちゃんは、自分があの場にいなかったからそんなノンキなこと言ってられるんだ」

みたいなことを言ってくるので、別に水泳選手になるわけでもないんだし、小学校を卒業するまでに50メートルぐらい泳げるようになれば十分でしょ…と言った。私だって、別にスイミングスクールに通ったことなどないけど、小学校卒業時には50メートルは泳げたんだし。

まだ2年生なんだしさー。
別にいいやん。

それに、自分がまともに泳げないことに危機感を感じたら、バジル自身がスクールに通いたいって訴えてくるだろうし。

と言ってもしつこいので、じゃぁ、日曜日にプールに連れて行って、ちょっと泳ぎを教えてあげたらいいやん！と言ったら、昨日の朝

「寝違えちゃってさー。首が痛いんだよね」

と言うではないか。

結局、その首の痛みは今日まで引きずって、あれだけ鼻息荒く「オリちゃんはあの場にいなかったから云々」とか偉そうに言ってたくせに「ゴメン…2人で行ってきて」とか情けなく言ってるし。

なんかムカつく。

でも、そういうことなら、私がちょっとでもバジルを泳げるようにしてやる！と、実家近くのプールへ。ここは競泳用のコースしかないので、浮き輪NG。もちろんキャップ着用。滑り台のような娯楽もない。その代わり入場料は安いけどね（笑

バジルは「滑り台があるところがいい」とか言っていたが、今日は遊ぶことが目的じゃないので却下。


で、バジルがどこまで泳げるのか見てみると、ほとんど「犬掻き」状態だった（泣

学校の泳力テストでは「来年は25メートルのノーブレクロールに挑戦しましょう」と書いてあったので、バタ足ぐらいはできるのかと思っていたが…期待はずれだった。


結局、頭をドボンと水の中につけるところから始め…伏し浮きは問題なくできるようなので、プールの壁を蹴ってちょっと前進し…そこで手足を伸ばす練習をし…

そして最後に、私がいるところまでバタ足で進む、というところまでやった。一つ一つ段階を踏んでやったら、バタ足はキレイにできるようになって安心。

パセリだってさー、「おぼれそうになって焦った」とかブツブツ言う前に、バジルにちょっと泳ぎ方を教えてあげればいいのに。コツさえつかめば、軽く泳ぐぐらいできるようになるんだからさー。ホント、口だけなんだから。


バタ足がキレイにできるようになった瞬間、同じコースで泳いでいたオッチャンが拍手をしてくれて、団体で来ていたダウン症のお兄さんたちも thumbs-up をしてくれて、バジルも嬉しそうだった。


今日のレッスンはここまで！ってことで着替えて、近くのスーパーに寄ってから帰宅。日曜日のこの時間にPCを開いてるなんて珍しい〜！一日が長くて素晴らしい！