特別な夜

2007年6月16日
今日は、両親の誕生日(父は先月の末、母は再来週)、父の日・母の日を強引に祝おうってことで、私たちの招待でお食事会に。

場所は、靱公園近くの「OPIUM」。
かつては南欧料理のお店だったらしいが、オーナーが変わってからはイタリアンのお店になったらしい。南欧料理店の時代に父が一度来たことがあったらしいが「特記事項なし」的な味だったらしい。

が!

イタリアンになってからは大成功!
前菜もメインもデザートも、ワインも何もかもおいしくて、小食のバジルでさえも、私たちと同じくらいの量を嬉しそうに食べていた。

このお店、私たちが贔屓にしていた(今でももちろん好きだけど)Piano Piano に程近いんだけど、Piano Pianoは活気があってワクワクするような雰囲気であるのに対し(いつでも混雑しているので、隙あらば追い出されそうな雰囲気もなきにしもあらず)、OPIUMは落ち着いた雰囲気でゆっくりと食事を楽しむことができた。


食事の後は、ゾロゾロと梅田に移動して、リッチにリッツ・カールトンのロビー・ラウンジへ。

OPIUMでドライミモザとワインを堪能した上に、ここではドライ・マーティーニを飲んで、すっかり酔ってしまった。。

そこで気づいたのは、私たちの隣のテーブルでワインを楽しんでいた女性二人組。熱心におしゃべりをしている片方の女性の声に聞き覚えが…

ああ、誰だったっけ。
特徴的な声なんだけど。

と思いつつ、酔った頭で一所懸命思い出そうとしていると、父がヒソヒソ声で「隣にいるの、タレントのYOUさんやで」

あー!
ほんとだ〜〜!!

あまりにもその場の雰囲気になじんでいて気づかなかったわ。
でも、肌が白くて可愛い♪

バジルに

「隣のお姉さん、テレビに出てる有名な人やから、『羽生善治名人を紹介してください』ってお願いしたら、紹介してくれるかもよ」

って言ったら、本当に声をかけそうで一瞬ビビってしまった。


+++

帰宅後、仕事を始める前にシャワーを浴びて少し酔いを醒ましているうちに、母からメールが入っていた。

今日はどうもありがとう。お食事もおいしかったし、プレゼントもとても素敵で、お父さんも私も嬉しかったです。散財させちゃってゴメンね。パセリくんにもよろしくね。オリちゃんもミントも、優しい子に育ってくれて私たち両親は本当に誇りに思います。バジルちゃんも、とってもいい子に育っているしね。オリちゃんとパセリくんが賢いからやね。
また月曜日、ジムで会いましょう。


という内容で、ちょっとウルっときてしまった。
私なんか、まだまだ母の足元になんか及ばないのに。
ちょっとでも近づけるようになるまで、元気でいて欲しい。
バジルの成長を、私たち夫婦と一緒に見守って欲しい。

何よりも、それが一番の願い。

でも、両親にこうして思ってもらえるのは嬉しい。
今日は特別な日になった。

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