世界史?

2006年10月30日
日本の受験システムが分かってないので、今回の「世界史騒動」もイマイチ分かってないんだけど、パセリに聞いてようやく少し分かり始めた。

で、日本の高校生(というか受験生?)は大変なんだなぁと思ってしまった。私も高校のころ「世界史」を選択していたけど、世界史と一口に言っても紀元前から現代をまんべんなく網羅するという授業ではなく、1848年革命のあたりから1970年代(ベトナム戦争とか、キューバ危機のあたり)までという狭い範囲を2年間かけてやるという形式だった。

なので、年代とかを暗記することは少なかったけど、歴史的な出来事の背景だとか、解釈だとかに重きを置いていたので、論文はとにかくやたらと書かされた。今でも当時書いた論文は全部とってある(まぁ、論文は歴史に限らず、English(いわゆる国語)でも、生物でも書かされたけど)。母に「捨ててもいいんじゃない?」といわれたけど、いつか役に立つだろうと思って取っておくことにしたのだ。それこそ、「子どもが生まれたら、何かの役に立つかも」と思って。

でも今回の騒動で、別に何の役にも立たなさそうなことが分かってガックリ(笑

履修すべき科目があまりにも多いことにも驚いたけど(学校でそれだけ勉強して、部活もして、塾も行って…ってすごすぎる)、生徒のため…ってわざわざ学校ぐるみでズルしちゃうのはどうなんでしょうね。私立はもとより、公立でも成果主義が取り入れられて、高校がだんだん予備校化しているのが問題だって言ってるけど、こんな方法を取るしかないなんて、学校のシステム自体に問題があるんじゃないかと思ってしまう。

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