こないだ、パセリに腹を立てたことがあった。
日曜日の夕飯時、突然「ミサちゃんってさー、面倒見のいい子だと思ってたけど、最近そうじゃないことに気づいた」と言ってきた。
わけを聞くと、その週の水曜日だか木曜日だかに、バジルを乗り換え駅まで送っていったパセリ。ミサちゃんは毎朝、おばあちゃんに駅まで送ってもらってるんだけど、だいたいミサちゃんのほうが駅に早く着いているので、改札口でバジルが来るのを待っていてくれる。
その日は、たまたまミサちゃんがたまごっちで遊んでいて(もちろん学校に持っていくのは禁止なので、おばあちゃんが持ってきていた)、電車がホームに入ってくるアナウンスが入るぎりぎりまで改札にいたらしい。バジルはその間、ミサちゃんをずっと待っていたと言う。
で、アナウンスが入った途端に、たまごっちをやめて、だーっと走ってホームに向かうミサちゃん。バジルも「待って〜」と後を追ったらしい。
その一部始終を見ていたパセリ
「普通、待っていてくれたんなら一言あってもいいと思う」と思ったという。
それから電車に乗り、たまたま一つだけ座席が空いていて、そこに当然のように自分だけ座るミサちゃんにも、ちょっとカチンと来たらしい。
私はどっちかと言うとパセリにカチンと来た。
確かにミサちゃんにも落ち度はあったと思う。
でも、そんなの正直「落ち度」って言うほどのもんでもない。そもそも、その場にパセリがいたんなら(ミサちゃんのおばあちゃんもいたけど)バジルに「そろそろホームに向かったら?」って促せばよかったんだよ。そしたらミサちゃんだって時間だって気づいたと思う。自分はボーっとしてただけのくせに、ミサちゃんがバジルを置いていったってことに「ちょっとねー」とか思うあんたの方がおかしいよ。
それに、座席にことにしたって、一つ空いていた席にミサちゃんだけが座っても別に私は何とも思わないし、バジルだって何とも思ってないはず。なのに、なんでここでカチンと来るのか。バジルのほうが小さいんだから、バジルに席を譲るべきだと言いたいわけ???アホかっつーの。ツボ外れまくり。
ミサちゃんは、私はいい子だと思う。
バジルを本当に可愛がってくれてるし、バジルだってミサちゃんと一緒におしゃべりしながら登下校するのが楽しいって言ってる。帰り道に別れるとき、お互いの姿が見えなくなるまで「ばいばーい!」って振り返りつつ手を振ってる姿だって、毎日のように私は見てる。ミサちゃんが一緒にいてくれたから、バジルの初めての電車通学も不安ではなかったし、本当に感謝してる。
でもね、そうは言ってもミサちゃんだって、まだ2年生なんだよ。まだまだ子ども。バジルのことを可愛がってくれてるとは言え、バジルはミサちゃんの弟でも何でもないんだから、そこまで面倒見てもらおうと思うほうが間違ってると思う。そもそもは、自分の身は自分で守らなきゃいけないし、私たちだって「自分のことは自分でしなさい」ってバジルをしつけてきたのに、なんでここへ来てミサちゃんに依存しようとするのかが解せん。
こんな細かいことでカチンと来たとか言うことにも腹が立ったが、一番腹が立ったのは、バジルの前で、バジルの仲良しの友達の悪口を言ったこと。親として最低だと思う。
私が小学生の頃、とても仲良くしていた子が近所にいた。
でも、その子の親はちょっと変な人で、近所の人たちからもちょっと疎まれていた(これは後から知ったことなんだけど)。
私の母は、私がその子と遊んでいても何も言わなかったけど、私の父は時々「一緒に遊ばんといて欲しい」みたいなことをやんわりと言ってきた。ものすごーく間接的な、遠回しな表現だったので、まだ子どもだった私には分かりづらかったんだけど、それでも「お父さんは、私があの子と遊ぶのは好ましく思ってないんだな」と思うと、心がずーんと沈んだ。そんなこと言われる理由も分からなかったし。
なので、「バジルがどんな子と仲良くなっても、仲良く遊んでいるんなら、よっぽどのことがない限り悪口は絶対に言わない」って心に決めていたのだ。『類は友を呼ぶ』ってよくできた言葉で、今までバジルが仲良くしてきた子はまったりしたマイペースな子ばっかり。悪い子なんて1人もいない。それに、バジル自身も、人の悪口を言わない子なので(悪さされてもすぐに忘れるから)「人のことを悪く言わないバジル、最高!」なんて褒めてるのに。
なのになのに。
ホントにワケ分かりません。
日曜日の夕飯時、突然「ミサちゃんってさー、面倒見のいい子だと思ってたけど、最近そうじゃないことに気づいた」と言ってきた。
わけを聞くと、その週の水曜日だか木曜日だかに、バジルを乗り換え駅まで送っていったパセリ。ミサちゃんは毎朝、おばあちゃんに駅まで送ってもらってるんだけど、だいたいミサちゃんのほうが駅に早く着いているので、改札口でバジルが来るのを待っていてくれる。
その日は、たまたまミサちゃんがたまごっちで遊んでいて(もちろん学校に持っていくのは禁止なので、おばあちゃんが持ってきていた)、電車がホームに入ってくるアナウンスが入るぎりぎりまで改札にいたらしい。バジルはその間、ミサちゃんをずっと待っていたと言う。
で、アナウンスが入った途端に、たまごっちをやめて、だーっと走ってホームに向かうミサちゃん。バジルも「待って〜」と後を追ったらしい。
その一部始終を見ていたパセリ
「普通、待っていてくれたんなら一言あってもいいと思う」と思ったという。
それから電車に乗り、たまたま一つだけ座席が空いていて、そこに当然のように自分だけ座るミサちゃんにも、ちょっとカチンと来たらしい。
私はどっちかと言うとパセリにカチンと来た。
確かにミサちゃんにも落ち度はあったと思う。
でも、そんなの正直「落ち度」って言うほどのもんでもない。そもそも、その場にパセリがいたんなら(ミサちゃんのおばあちゃんもいたけど)バジルに「そろそろホームに向かったら?」って促せばよかったんだよ。そしたらミサちゃんだって時間だって気づいたと思う。自分はボーっとしてただけのくせに、ミサちゃんがバジルを置いていったってことに「ちょっとねー」とか思うあんたの方がおかしいよ。
それに、座席にことにしたって、一つ空いていた席にミサちゃんだけが座っても別に私は何とも思わないし、バジルだって何とも思ってないはず。なのに、なんでここでカチンと来るのか。バジルのほうが小さいんだから、バジルに席を譲るべきだと言いたいわけ???アホかっつーの。ツボ外れまくり。
ミサちゃんは、私はいい子だと思う。
バジルを本当に可愛がってくれてるし、バジルだってミサちゃんと一緒におしゃべりしながら登下校するのが楽しいって言ってる。帰り道に別れるとき、お互いの姿が見えなくなるまで「ばいばーい!」って振り返りつつ手を振ってる姿だって、毎日のように私は見てる。ミサちゃんが一緒にいてくれたから、バジルの初めての電車通学も不安ではなかったし、本当に感謝してる。
でもね、そうは言ってもミサちゃんだって、まだ2年生なんだよ。まだまだ子ども。バジルのことを可愛がってくれてるとは言え、バジルはミサちゃんの弟でも何でもないんだから、そこまで面倒見てもらおうと思うほうが間違ってると思う。そもそもは、自分の身は自分で守らなきゃいけないし、私たちだって「自分のことは自分でしなさい」ってバジルをしつけてきたのに、なんでここへ来てミサちゃんに依存しようとするのかが解せん。
こんな細かいことでカチンと来たとか言うことにも腹が立ったが、一番腹が立ったのは、バジルの前で、バジルの仲良しの友達の悪口を言ったこと。親として最低だと思う。
私が小学生の頃、とても仲良くしていた子が近所にいた。
でも、その子の親はちょっと変な人で、近所の人たちからもちょっと疎まれていた(これは後から知ったことなんだけど)。
私の母は、私がその子と遊んでいても何も言わなかったけど、私の父は時々「一緒に遊ばんといて欲しい」みたいなことをやんわりと言ってきた。ものすごーく間接的な、遠回しな表現だったので、まだ子どもだった私には分かりづらかったんだけど、それでも「お父さんは、私があの子と遊ぶのは好ましく思ってないんだな」と思うと、心がずーんと沈んだ。そんなこと言われる理由も分からなかったし。
なので、「バジルがどんな子と仲良くなっても、仲良く遊んでいるんなら、よっぽどのことがない限り悪口は絶対に言わない」って心に決めていたのだ。『類は友を呼ぶ』ってよくできた言葉で、今までバジルが仲良くしてきた子はまったりしたマイペースな子ばっかり。悪い子なんて1人もいない。それに、バジル自身も、人の悪口を言わない子なので(悪さされてもすぐに忘れるから)「人のことを悪く言わないバジル、最高!」なんて褒めてるのに。
なのになのに。
ホントにワケ分かりません。
コメント
でも、私はその改札でたまごっちというのはどうかなー?
おばあちゃんが優しいのね。でも、一年生が見てるんだからそういうのはおうちでして欲しいねー。
パセリパパも新米だから友達関係とか他の子の事がまだわからない部分もあるかも?うちも父親は友達の事とかちんぷんかんぷんで、お友達と一緒に出かける時に気を使っていろいろ話しかけては娘に「だから、黙ってて!って言ってるやんか。もう、友達が困ってるのわからへんのん!」と叱られてます。
ありすさんちのパパ、可愛いですねー。娘さんとコミュニケーションをとろうと心がけてるんですよね。