sankan bi

2006年9月22日
バジルの学校で参観があった。

平日だったせいか、週末に開催された参観よりかは人数も少なめだった感じ。お陰で私はゆっくり見られたけど、良くも悪くもバジルらしい授業の受け方をしているなぁと思った。

良かったのは、先生の授業の仕方が何とも味があるところ。子どもらの興味を常に引き付けつつ、親にもさり気ないメッセージを送ってるような。誰かがトンチンカンな発言をしても「それは違う」とは絶対に言わない(聞いていると明らかにハズれた発言なんだけど)。

それどころか「そうねー。とってもいいところに気づきましたね。それはご本で読んだのですか?(←発言した少年、頷く)素晴らしいですよ。そうやって興味を持って、もっと知りたい!って思うことが本当のお勉強なのよ。おうちでもちゃんと復習しているんだものね。いいご本を買ってくださったお父様とお母様にも感謝しなければいけませんね」という具合。

ちなみに、このトンチンカンな発言をした少年はバジルなんだけど(恥

バジルの発言を聞いて、クラスの子も母親たちも、頭の上に「?」マークが飛び交ってる中、私はおかしいやら恥ずかしいやらで笑いそうになっていたんだけど、先生がうまくフォローしてくれたお陰で気が軽くなったし、バジルだって恥ずかしい思いはしなくて済んだ。

この後で開かれた懇談会でも、先生曰く

授業ではプリント類も多数活用していますが、すべてはお返ししていません。なぜなら、プリント類は、私が子どもたちの理解度を把握するために使っているからです。これをおうちの人に返すと、「あらっ。ぜんぜんできてないじゃないの」「こんなんじゃいけないわ」と不安を煽ったり、はたまたお子様を叱責されたりすることもあるからです。最終的な理解度は、テストをご覧になって判断ください。その上で、弱い点は勉強会で補います。あまり一つ一つ細かいところにとらわれていると勉強嫌いになってしまいますからね。

ということらしい。

まぁ、それは的を得てるんだけど。
親としては、学校の進度にちゃんとついていってるのかなぁとか不安になるのも本当のところ。特に何もお達しがないということはついていってるんだろうけどさ。

ただ、バジルの授業態度を見ていて気になったのは(これはいつものことなんだけど)やっぱり時々『あっち』の世界に行っちゃってるなぁと思うこと。先生やクラスメートの言葉にトリガーされて、はるかなるバジルワールドに飛び立って行ってるような。このクセはずーっと前からのことなんだけど。言わば、「ファンタ」の宣伝みたいな感じ…。

こればっかりはねぇ…バジルの頭の中に入って思考回路をつなぎなおすことはできないし、いずれ、自分で危機感をもって(?)授業に臨んでくれるようになることを願うしかないんだけど。先生の質問もロクに聞いてないくせに、反射的に手を挙げたりしてることもあったし。当てられたらどうするつもりなんだか。


懇談の後は、決まったコース。
同じクラスで、親子ともども仲良くしてもらってる人たちと一緒にお茶をして解散。

木曜日の英語が、今週は今日に変更になっていたことを途中まですっかり忘れていたので、慌てて帰宅したら、YOUくんとおばあちゃんがマンションの下で待っていて、非常に申し訳ないことをしてしまった。

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