★東京2日目★ 〜 A Perfect Day 〜
2006年7月22日コメント (2)夜中に高熱を出したバジル。
目が覚めて、ハラハラしながら熱を測ったら平熱に戻っていた。
いったいなんだったの???
本人が疲れているようなら、ムリをせずに大阪に戻ろうと思ったが、「何で帰るの?」とキョトンとしていたので、とりあえずちょっと様子を見ることに。
今日の予定は、お昼に会社員時代の友達夫婦(プラスもうすぐ3歳の息子)とランチ、夕方からはまた別の友達とゴハン、というなかなかハードなもの。
朝は、ちょっとゆっくり目に準備して、待ち合わせの1時間半ほど前に出発。待ち合わせは表参道。赤坂からは地下鉄でわずか2駅の距離なので、散歩がてら歩いて移動しようということになった。
地図で見ると1本道だったので迷うこともないだろうと思っていたのに、乃木坂を過ぎたときに、思わぬ障害物に。トンネルがあったのだ。排気ガスだらけのトンネル内を歩くのも気が引けるしと思い、陸橋の上に行ったら、どっちの方向に歩くべきかわからなくなってしまった。
迷ってる時間がもったいなかったので、乃木坂から1駅だけ地下鉄で移動。かくして、私の東京散策計画はあえなくリタイヤで終わってしまったのであった。
表参道に到着すると、待ち合わせまで1時間ほど時間があったので、表参道ヒルズに行ってみた。思いっきりおのぼりさんですな。
建物の造りは面白かったし、店もこじゃれたところが多かったが、何だか私は思いっきりターゲットから外れているような…(笑)まぁ、六本木ヒルズに行ったときと同じような感じかな。見る分には面白いけど、私にとってはあまり現実味がないような場所って感じで。
しかも私は激しい恐竜柄のシャツを着た男児(=バジル)連れ。オマケにバジルは首からは携帯をぶら下げ、片手には TULLY’S の紙袋を持ってるし(中身は本とジュース)。
最近、なぜか宝石に興味津々のバジルは、私の知らない間に、そんな小汚い格好で平気で宝石店にズカズカと入っていく。当然、お店のお姉さんたちは目が点…「いらっしゃいませ」と言うべきなのか、どうするべきか、明らかに戸惑っている様子。
ヒルズを後にして、隣の Benetton やら Moschino やらを冷やかし、待ち合わせ場所に着いたら少し早かったので、道路を渡ったところにある薬局で、念のためにバジルの「冷えぴたシート」と風邪薬を購入しておく。それから待ち合わせ場所に戻ったら、ちょうどいい時間になっていて、友達家族と合流できた。
前にあった時は、間もなく3歳になる男の子が生まれたばっかりの時だったので、何だかビックリするくらい大きくなっていて感動した。奇しくも、誕生日もバジルと1日違い。同じ男の子ってことで話も盛り上がり、ダンナさん(彼もかつて一緒の会社に勤めていた)は恐竜好きらしく、バジルと話が盛り上がっていた。
ゴハンを食べ終わった後、ちょうど息子くんがオネムの時間になってしまったので、またの機会にってことで解散。
私たちは、また夕方に表参道で待ち合わせだったので、このままどこかでブラブラしようかと思案したけど、バジルの体調がまた悪くなっても可哀想なので、「ホテルに戻るの嫌〜」「もっと散歩したい」とブツブツ言うバジルを引きずって、いったんホテルに戻って昼寝。何だかんだ言いながら、バジルは(私も…)ぐっすり昼寝してしまった。
次の待ち合わせに出ようとしたとことで電話。
夕飯を一緒に食べる相手の子が「ちょっと遅れる」とのことだったので、私たちは神宮前のキディランドに行くことにした。
というのも、今回、夕飯は友達夫婦(もちろん日本人)と、友達の友達夫婦(アメリカ人)が来るということで、バジルが「ガイジンさんが来るなら、折り紙見せてあげようかな」と言ったから。でも今回の旅行には折り紙を持ってきていなかったので、調達しようってことになったのだ。
表参道駅から神宮前まで歩くのは面倒だったので、ホテル近くからタクシーに乗って移動。結局、途中で激混みで、電車に乗って地道に歩いたほうが早かったかも…。何とかキディランドで折り紙数種類を調達し、表参道ヒルズの近くで友達+αと合流。レストランまでブラブラと歩いた。
夕飯のレストランは、友達の行きつけの場所。
できたばかりのレストランだけど、味も雰囲気も保証すると自信満々だったので、期待大。ちょっと細い路地に入ったところにある店は、小ぢんまりとしていて cozy な感じだった。店員さんもいい感じで、第一印象は◎。
ゆっくりと料理やお酒を楽しみつつ、バジルはアメリカ人の夫婦に折り紙を披露していた。奥さんのほうは、学習障害のある子どもたちを相手に仕事をしていて、そのトレーニングの一環として折り紙を時々取り入れているらしい。しかし、簡単なものならともかく、ちょっと手の込んだものになると彼女自身も頭がこんがらがってくると言っていた。
私もその気持ちはよく分かるけど(笑
バジルが持参した折り紙本を見ながら「かしばち」を作っていたが、途中でワケがわからなくなってバジルに「これ作って」と言うと、バジルは「ホイ来た」とばかりにさささーっと折っていた。するともう、ガイジンさんだけあって多少大げさ(?)に「すごーい」と喜んでくれて、バジルも得意満面。それから、つりがね草やら、鶴やら、色々折っていた。
アメリカ人の夫婦が「ちょっと遠くにステイしてるから、もう戻らなきゃ」と退席するときに、バジルが、千代紙の折り紙と、つりがね草やらをプレゼントすると、奥さんのほうが感激して「優しいのね〜。今度、ニューヨークの Museum of Natural History にも恐竜を見にきてね!」と言ってくれた。
知識が豊富で、暖かかくて、本当に素敵な夫婦だった。
私のような仕事をしていると、なかなか新しい出会いというのがないけど、こうして懐かしい友達に会ったり、また新しい友達ができたりというのは、何よりもいい刺激になる。それに、バジルにとっても、ちょっとした異文化交流になって良かったんじゃないかな。
そうそう、同じお店で、隣に座っていた家族(奇しくも、私の友達の同僚の家族だった)が誕生祝に来ていたみたいで、バースデーコールをやっていた。
それを見たバジル、白い折り紙で百合を作って、そのバースデーガールにプレゼントしていた(笑
バースデーガールのお姉さんはビックリしていたようだけど(当然だわな)、店員のお兄さんたちがバジルに拍手を送ってくれた。そうそう、私はバジルのこういうところが好きだったんだよなー、と改めて実感したりして。
懐かしい友達。
新しい友達。
おいしいゴハン。
楽しいひと時。
バジルの嬉しそうな顔。
本当に今日は充実した1日だった。
目が覚めて、ハラハラしながら熱を測ったら平熱に戻っていた。
いったいなんだったの???
本人が疲れているようなら、ムリをせずに大阪に戻ろうと思ったが、「何で帰るの?」とキョトンとしていたので、とりあえずちょっと様子を見ることに。
今日の予定は、お昼に会社員時代の友達夫婦(プラスもうすぐ3歳の息子)とランチ、夕方からはまた別の友達とゴハン、というなかなかハードなもの。
朝は、ちょっとゆっくり目に準備して、待ち合わせの1時間半ほど前に出発。待ち合わせは表参道。赤坂からは地下鉄でわずか2駅の距離なので、散歩がてら歩いて移動しようということになった。
地図で見ると1本道だったので迷うこともないだろうと思っていたのに、乃木坂を過ぎたときに、思わぬ障害物に。トンネルがあったのだ。排気ガスだらけのトンネル内を歩くのも気が引けるしと思い、陸橋の上に行ったら、どっちの方向に歩くべきかわからなくなってしまった。
迷ってる時間がもったいなかったので、乃木坂から1駅だけ地下鉄で移動。かくして、私の東京散策計画はあえなくリタイヤで終わってしまったのであった。
表参道に到着すると、待ち合わせまで1時間ほど時間があったので、表参道ヒルズに行ってみた。思いっきりおのぼりさんですな。
建物の造りは面白かったし、店もこじゃれたところが多かったが、何だか私は思いっきりターゲットから外れているような…(笑)まぁ、六本木ヒルズに行ったときと同じような感じかな。見る分には面白いけど、私にとってはあまり現実味がないような場所って感じで。
しかも私は激しい恐竜柄のシャツを着た男児(=バジル)連れ。オマケにバジルは首からは携帯をぶら下げ、片手には TULLY’S の紙袋を持ってるし(中身は本とジュース)。
最近、なぜか宝石に興味津々のバジルは、私の知らない間に、そんな小汚い格好で平気で宝石店にズカズカと入っていく。当然、お店のお姉さんたちは目が点…「いらっしゃいませ」と言うべきなのか、どうするべきか、明らかに戸惑っている様子。
ヒルズを後にして、隣の Benetton やら Moschino やらを冷やかし、待ち合わせ場所に着いたら少し早かったので、道路を渡ったところにある薬局で、念のためにバジルの「冷えぴたシート」と風邪薬を購入しておく。それから待ち合わせ場所に戻ったら、ちょうどいい時間になっていて、友達家族と合流できた。
前にあった時は、間もなく3歳になる男の子が生まれたばっかりの時だったので、何だかビックリするくらい大きくなっていて感動した。奇しくも、誕生日もバジルと1日違い。同じ男の子ってことで話も盛り上がり、ダンナさん(彼もかつて一緒の会社に勤めていた)は恐竜好きらしく、バジルと話が盛り上がっていた。
ゴハンを食べ終わった後、ちょうど息子くんがオネムの時間になってしまったので、またの機会にってことで解散。
私たちは、また夕方に表参道で待ち合わせだったので、このままどこかでブラブラしようかと思案したけど、バジルの体調がまた悪くなっても可哀想なので、「ホテルに戻るの嫌〜」「もっと散歩したい」とブツブツ言うバジルを引きずって、いったんホテルに戻って昼寝。何だかんだ言いながら、バジルは(私も…)ぐっすり昼寝してしまった。
次の待ち合わせに出ようとしたとことで電話。
夕飯を一緒に食べる相手の子が「ちょっと遅れる」とのことだったので、私たちは神宮前のキディランドに行くことにした。
というのも、今回、夕飯は友達夫婦(もちろん日本人)と、友達の友達夫婦(アメリカ人)が来るということで、バジルが「ガイジンさんが来るなら、折り紙見せてあげようかな」と言ったから。でも今回の旅行には折り紙を持ってきていなかったので、調達しようってことになったのだ。
表参道駅から神宮前まで歩くのは面倒だったので、ホテル近くからタクシーに乗って移動。結局、途中で激混みで、電車に乗って地道に歩いたほうが早かったかも…。何とかキディランドで折り紙数種類を調達し、表参道ヒルズの近くで友達+αと合流。レストランまでブラブラと歩いた。
夕飯のレストランは、友達の行きつけの場所。
できたばかりのレストランだけど、味も雰囲気も保証すると自信満々だったので、期待大。ちょっと細い路地に入ったところにある店は、小ぢんまりとしていて cozy な感じだった。店員さんもいい感じで、第一印象は◎。
ゆっくりと料理やお酒を楽しみつつ、バジルはアメリカ人の夫婦に折り紙を披露していた。奥さんのほうは、学習障害のある子どもたちを相手に仕事をしていて、そのトレーニングの一環として折り紙を時々取り入れているらしい。しかし、簡単なものならともかく、ちょっと手の込んだものになると彼女自身も頭がこんがらがってくると言っていた。
私もその気持ちはよく分かるけど(笑
バジルが持参した折り紙本を見ながら「かしばち」を作っていたが、途中でワケがわからなくなってバジルに「これ作って」と言うと、バジルは「ホイ来た」とばかりにさささーっと折っていた。するともう、ガイジンさんだけあって多少大げさ(?)に「すごーい」と喜んでくれて、バジルも得意満面。それから、つりがね草やら、鶴やら、色々折っていた。
アメリカ人の夫婦が「ちょっと遠くにステイしてるから、もう戻らなきゃ」と退席するときに、バジルが、千代紙の折り紙と、つりがね草やらをプレゼントすると、奥さんのほうが感激して「優しいのね〜。今度、ニューヨークの Museum of Natural History にも恐竜を見にきてね!」と言ってくれた。
知識が豊富で、暖かかくて、本当に素敵な夫婦だった。
私のような仕事をしていると、なかなか新しい出会いというのがないけど、こうして懐かしい友達に会ったり、また新しい友達ができたりというのは、何よりもいい刺激になる。それに、バジルにとっても、ちょっとした異文化交流になって良かったんじゃないかな。
そうそう、同じお店で、隣に座っていた家族(奇しくも、私の友達の同僚の家族だった)が誕生祝に来ていたみたいで、バースデーコールをやっていた。
それを見たバジル、白い折り紙で百合を作って、そのバースデーガールにプレゼントしていた(笑
バースデーガールのお姉さんはビックリしていたようだけど(当然だわな)、店員のお兄さんたちがバジルに拍手を送ってくれた。そうそう、私はバジルのこういうところが好きだったんだよなー、と改めて実感したりして。
懐かしい友達。
新しい友達。
おいしいゴハン。
楽しいひと時。
バジルの嬉しそうな顔。
本当に今日は充実した1日だった。
コメント
「オリーブさんが「A Perfect Day」なんていうタイトルをつけた日記ってどんななんだろう?」と期待して読みに来たら、期待通りでした。楽しい一時で良かったですね☆
それにしても、うぅ〜(←感動泣き)
バジルちゃんは本当にいい子ですねえ。
機転のきく賢さと言い優しい心と言い、羨ましいです(ウチの子に爪の垢を…)
子どもって、普段ずっと一緒にいると「部屋を片付けない」とか「ノートの字が雑」とか、細かいところばっかり目についちゃうことってありません?今回、日常からちょっと離れたところにいて、バジルのいいところを再認識できて良かったと思います。
それにしても、こっちこそ、なおっちさんの長女ちゃんのしっかりしたところと、長男くんの真面目なところを分けてもらいたいくらいです。。。