先日、人間ドックの再検査を受診したパセリ。

保険証がないとか何とかで大騒ぎして、私も「紛失して、悪用されちゃ困る」と思って家中を大捜索した。東京に持って行ったときに財布に入れて、そのまま忘れているんじゃないかとか、会社に持っていったんじゃないかとか色々考えたが、全部「違うよ」と否定され、「もう知らん」と半分投げやりになっていた。

「俺の保険証はケースに入れてた」って言うけど、ケースに入れられた保険証なんて見た覚えはないし…。どっかに置きっぱなしにしてるんじゃないかと思っていた。


昨日。

帰宅したパセリは、かばんの中から紙袋を1つ取り出した。
会社から出るときに、「ひょっとして」と目について引っつかんできたらしい。「この中に入ってるかも」と一縷の望み(?)にかけて、紙袋の中身を床にぶちまけて見てみると・・・


ありました



「な〜んだ。こんなところにあったんだー。良かった」

と言うので、こっちの気苦労(?)も知らずに、何を呑気なこと言ってるんだと腹が立ってきて

「その紙袋、いったい何なん?」

と聞くと、先月、人間ドックを受診したときに、問診票だか何だかを入れて病院に持参した時の紙袋らしい。

ってことは、人間ドックを受診したときは保険証を持参したってことだ。

その事実も忘れ、私の保険証を持ち出した挙句に「自分の保険証がない。探してくれ」って

何じゃそりゃ!!

え〜加減にせーよ。


「腸じゃなくて、頭にポリープできてるか調べてもらったほうがいいんちゃう?」

と言うと、自分でもほとほとあきれたのか「そうかもね」と言っていた。

これを母に話すと

「オリちゃんとこは2人とも(=パセリ&バジル)大変よね〜。色々なくしてくるんだから。それにしても、パセリくんってば、よくもまぁそんなんで難しい試験に合格したよね」

…私もそう思う。

パセリは、ネットワークスペシャリスト(合格率6〜8%)、CISSP(試験の合格率は公表されていないが、業務経験が4年以上ないとダメとか、試験を受けるまでにあれこれ条件をクリアしなきゃいけない)とか、あとなんだっけ、素人にはよく分からん難しげな試験を、すべて一発で合格しているのだ。

きっと、こういう「業務用知識」で頭の引き出しの中がぱつんぱつんになってしまってるんだろう。日常的なことは、どうでもいいことはよく覚えてるのに、私の連絡事項はスルーしていたりするから。

だからってねー。
自分が持ち出した保険証の行方が分からないって、相当重症だと思うんだけど。

+++

次はバジル。

夏休みを目前に、学校のロッカーや机の中をきれいにしなきゃいけないってことで、色々と持ち帰ってきた。

その中にあった「さんすうセット」

入学前に、小さいお金とか数え棒にいたるまで、ちまちま名前を貼りましたとも。

箱を開けると、案の定バラバラ。
折り紙と並んで、「さんすうセット」で遊ぶのも結構流行っているらしく(どんな遊びやねん)、いかにも遊びました!って感じの痕跡がありありと残っていた。

授業では一度も使ってないのに(爆

で、いや〜な予感に襲われて、全部品揃っているか調べると…


くぅぅぅ〜


足りん!!!


何で足りんのだ。

何度も数えたが、ないもんはない。

バジルに「授業で一度も使ってないのに、紛失するなんてもってのほか」「そもそも、遊んだ後は、きちんと片付けないとダメでしょ」「部品がなくなったら、授業で使う時に困るのは自分やねんで」

と懇々と言い聞かせた上で、翌日、ロッカーの中をくまなく探すように言いつけておいた。


しかし。

見つかったのは、そのうちの2つだけ。

んもー!


どいつもこいつもイライラするわ。

仕方なしに、バジルには内緒で「さんすうセット」を単品買いできるサイトで、「これはなかったらまずいやろ」と思う部品だけを単品で購入した。彼に内緒にしておいたのは、「なくしても、ママが買ってくれるからいいや」と思われるのが嫌だから。一度、授業で使って、自分が困ったら懲りるだろう。懲りたところで、出してやろうと思ったりしているのだ(イジワル?)。

ホントにもー。



+++

そんなこんなで、昨日の夜。

私が寝ようと思ってベッドにもぐりこんだら、バジルの体が熱い。もしや…と思って熱を測ったら、38.5度。

あああ、あと2日で夏休みなのに(しかも木曜日は終業式だから、実質水曜日だけ)。

しかも、水曜日は夏休みの宿題を持って帰ってきたり、ロッカーや机の中に残った最後のものを持ち帰ったり、夏休みの過ごし方の諸注意を聞いたりとかで、休ませると彼自身が困りそうだったのだ。

とりあえず薬を飲ませ、「熱下がれ〜」「熱下がれ〜」と呪文のように唱えると、朝、微熱にまで下がっていた。

今日は早く帰宅できる日だし、本人も「今日は行ったほうがいい」と言うので、大雨警報が出てることだし、車で送迎してあげるということで、朝、大雨が降りしきる中、車で学校まで。

しっかしまぁ、午前中は本当によく降った。
車も混んでたけど、早めに出たお陰で、いつもよりも早めに学校に着いたくらいで。

それからまた、大混雑の道のりを帰宅。
往復だけで2時間近くかかった。

午前中は仕事をこなし、バジルの授業が終わるタイミングに学校に着くように家を出る。

教室に入ると、バジルしか残っていなくて。
ロッカーの中とかあちこと探し物をしていた(さんすうセットの部品)。私も一緒になって探したけどないものはなくて。ホントにしょうがないんだから…。もう知らん。

熱はすっかり下がっているようで、「学校に着いてな、友達と遊んでたら、しんどいことも忘れてた」って言うくらいだったので一安心。お弁当も平らげてたし。いったい何だったんでしょ。

学校の近くのパン屋さんで、明日の朝のパンを買って車に乗って…ああまた混んでるなぁと思いながら車を走らせていたら、警官に止められた。

あああ?
何で?

「あの標識、見えへんかった?」と言うので、何のことかと思ったら、一時停止の場所だったらしい。

げーっ。


サイアク!!

点数2点引かれ、罰金7000円(泣
高すぎ(←自分が悪いんだけど

「あの一時停止の場所ね、結構事故が多いから気をつけて」

と帰りがけに声をかけられたが、「事故が多いなら信号つけりゃいいやん」と言いそうになるのをぐっとこらえる(←自分が悪いから

税金をこういうところで有効利用するなら文句はないんだけどね。

ホント、家族揃ってどうしようもない。
さんざんな数日間だった。

コメント

nophoto
さつき
2006年7月20日5:58

ずいぶん大変でしたね…
でも、考え方を変えてみれば、そのぐらいの「不運」で終わってよかったよかった、ということで。

ちなみに保険証、うちでもよく行方不明になります。
それも、「片付けないといけないなー」と思っていて、どこかに移動したら分からなくなって、「あのまま放っておけばよかったのに」というパターンが多いです(笑)

バジル君、かわいいなー。算数セット、懐かしいです。

ありす
2006年7月20日7:27

お疲れ!
なんか、母親とか妻って、うっかりすると家政婦なんだか、保母なんだか、みんなの面倒ばかり見ている気がしますよね。算数セット足らないなら足らないで、なんとかなっちゃう(みんな足りないから)から懲りないんですよね〜。
高校生になっても同じ次元の話をまだやってます。

なおっち
なおっち
2006年7月20日8:05

何か盛りだくさんでしたねえ!。お疲れさまでした☆
それにしても保険証があって良かった♪
「どこかにある」とは思いつつ、無くなっていたら大変ですものね。
さんすうセットのばら売りなんてのがあるんだ!
知らなかった〜。

オリーブ
オリーブ
2006年7月20日8:59

★さつきさん
確かにそうですよね。命に関わるような重大な不運なら、こんなところでお気楽に日記書いてる場合じゃないし。カードサイズの保険証も、病院にいくときは「財布に入ってありがたい」と思うんだけど、そうじゃないときはなくしそうで怖いです。

★ありすさん
うちの母がよく「パセリくんは長男で、バジルちゃんが次男みたい」と言いますが、時々「こんなややこしい息子、2人もいらん」と思ってしまいます…。パセリがよくバジルに「部屋が散らかってる」とかブツブツ言ってるけど、今回ばかりは「アンタもや!」と言ってやりたいです。

★なおっちさん
そうなんですよ〜。終わりよければ…って感じなんですけど、またなくしそうで怖いです。さんすうセット、ばら売り見つけたのはいいんだけど、バジルが使ってるのは教科書準拠のセットで、ばら売りしてたのは普通のやつだったので、ちょっと色とか違うみたいですけど。。まぁいっか〜って感じです。

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