バジルのバレンタイン

いや〜、こんな日があったなんて、私も忘却の彼方でしたわ＞おまささん。

ホント、昔はあれこれ選ぶのも楽しかったのに、いつの間に（略
しかも、私の場合はおまささんと違ってバジルにすらスーパーのチョコですわ。ホントは今日の午後からヨドバシに行くついでに百貨店に寄って、モテ度の低いうちの男たちにチョコを選ぼうと思ってたのに、午前中に急ぎの仕事が入ってしまって午後の予定もパー。

仕方ナシにスーパーで、色んなチョコをどっさり買い込んだ。
バジルはこれでも喜んでくれるだろうな。

夕方、保育所で卒園アルバムの撮影があった。
ちょっと早めに保育所に着いたので、バジルの様子を教室の外から見ていると、子どもらはみんな座ってビデオを見ていた。同じクラスの女の子がバジルに「なーなーバジルくん。イタチってどんな動物なん？」と聞くとバジルは「えっとな。キツネみたいな顔した哺乳類やねん」「ホニュウルイって何？」「卵じゃなくて赤ちゃんで生まれる動物でな〜、生まれてからお母さんのおっぱい飲むねん。人間も哺乳類やで。あとな、鯨とかイルカも海に住んでるけど哺乳類やねん」「ふーん」

しばらくすると別の女の子が「なーなー。あの動物って何なん？」とビデオの中のサーベルタイガーを指差す。すると「ああ、あれはな。スミロドン」「スミロドンって何？」「うーん。よく分からんけど、多分マンモスと同じ時代に生きてた動物」

どうやら、子どもらの知恵袋的な役割を担っているらしい。
それはそれで喜ばしいというか、投資回収率の高さを期待させるものでもあるけど（笑

今日のバレンタインデー。
生まれてはじめてのチョコを誰かにもらったのかと思いきや「もらってへんで」とあっけらかん。でもまぁ、ママが色々買ってあげたでーと言うと嬉しそう。

「残念やなー。チョコもらえたらよかったのになぁ」と言うと「ええねん。いらんねん」と妙に悟ったような口調。くー可愛くね〜！と思ったら「誰が好きとかそういうのめんどくさいから」だってさ。いっちょまえにクールな男を装ってるバジルであった。

ためしに「誰かが、『バジル大好き〜！』『結婚して！』って言うてくれたらどうする？」と聞いてみたら「うーん。小学生になってから考えるわ」だって（爆）

ま、思えばクラスに一人はこんな子いたよなー。
ちょっと浮世離れしてるっていうか。見た目は普通なんだけど、頭の中はどうなってるか分からないような感じの。正にその路線を突っ走ってる感じかな。別に悪くはないけど。