3日目:カナディアンロッキー周遊〜どうせ死ぬなら
2006年2月4日
今日はカナディアンロッキーのエクスカージョン。
最初はレンタカーを借りて勝手に行こうと思っていたが、雪道だし慣れていないと危ないとオペレータに止められ、現地のツアーに参加した。とは言え、この季節のロッキー地区はロッキー山脈を目的に訪れる人は少なくてスキー客ばかりなので、英語での(安い)ツアーは催行していない。日本人が経営する旅行会社の一日ツアーなら2人から催行しているという話だったので、事前に手配して連れて行ってもらうことにした。
ドライバー兼ガイドはYさんという若いお姉さん。国生さゆりを若くしたような感じの人で、可愛らしい容姿とは裏腹にガハハハハ〜と豪快に笑うところがステキだった。雪道をがんがん飛ばしながら運転するので雪国出身の人かと思いきや、千葉県出身で「ロッキーがとにかく大好きで、ここで働きたい!」という情熱だけでカナダに来たらしい。若いって素晴らしい。
朝は6時半に起床。
ホテルの目の前に7時半から朝食やってますというレストラン「Melissa」があったので、ホテルのロビーの暖炉の前で開店を待ち、7時半ちょい過ぎに店内に(後から聞いたら、バンフでは「朝食と言えばMelissaでしょ!」ってくらい有名なレストランらしい)。なかなかおいしい朝食を割とリーズナブルな値段で食べられた。
朝食後はいったんホテルに戻り、準備をしてからお迎えに来てくれていたYさんと合流。今日は私たちだけの貸切ツアーというのでワゴン車で出発。バンフの町を後にし、ハイウェイ1号に乗って最初の目的地、Castle Mountain のビューポイントに。
このハイウェイ1号というのは、カナダの東西を結ぶ世界最長の高速道路。その長さ7000キロ以上で、成田〜バンクーバー間の飛行距離がそのまますっぽり入るらしい。そう聞くと、カナダってやっぱり広い(そしてカナダを上回る面積のロシアってどれくらいの広さなんだろう)と思ってしまう。
Castle Mountain のビューポイントに車を停めて写真撮影を試みるも、このときすでに降雪が始まっていて思うようにいかず。目の前に流れているはずの Bow River もすっかり凍結して川なんだか何だか分からない。とりあえず写真だけは撮影しておいた。
Castle Mountain は、昔はインディアンによって Lost Mountain と名付けられていた。インディアンは地図を持たないので、狩りに出るときはこの山を目印にしていたらしいが、山は見る角度によって形が全然違うのでどっちにしても迷ってしまうということから Lost Mountain と名付けられたらしい。その後、スコットランド出身の探検家が、故郷のエジンバラ城に形が似ているということから Castle Mountain と改名(確かに、ビューポイントからみる山は城のようだった)。しかし更に1946年、第二次世界大戦後にアイゼンハワー(アメリカ)大統領の栄誉を称えて Eisenhower Mountain と名付けられたが、1970年代に「なんで戦争を奨励した人物、ましてやアメリカ大統領の名前をカナダの山につけるのか」という地元民の陳述に応える形で、Castle Mountain に再び改名されたという経緯があるという。
雪が降りしきる中、次は Lake Louise に。
Lake Louise では、スキー場がかなりの賑わいらしいけど、私たちは Chateau Lake Louise Hotel の方まで。しかし、夏には刻一刻と色が変わるという美しい Lake Louise も、さすがに真冬は凍結していて白一面。でも、湖の上にスケートリンクやホッケー場があったりして(今日は誰もいなかったけど)冬は冬なりに楽しめるようにはなっていた。オマケに、氷の彫刻のコンテストが開催されているとのことで、湖の上には大きなお城の彫刻、そしてホテルの前にはその他の彫刻があった。一つ日本人が手がけた彫刻もあって、これは他のものと比べても細部にわたって工夫が凝らされていて、日本人ってやっぱり手先が器用なんだなぁと感心した。マリリン・モンローがスカートを押さえている(あの有名なポーズね)彫刻もあったけど、一見しただけではマリリンとは分からない。ガイドのYさんなんかは、「私、細木数子かと思っちゃいましたよ」だって。確かにそう見えなくもないほど、ブサイクだった。マリリンも浮かばれんわ(笑)
超ゴージャスなホテルの中でトイレを済ませ、次は Lake Louise のスキー場に。
スキーはしないけど、カフェテリアで早めのランチを済ませることに。パセリはスキーが好きなので、ちょっとだけスキー場を見てみたいと言って寄ってもらったのだが、パセリ曰く「確かに雪質はカナダの方が格段にいいし、コースの数も多い。でも、目の前にあるコースも思ったほど広いわけではないし、リフト券も高い。雪質にこだわらなければ北海道に行くのも一緒かも」。でもスキーヤーとしては、この雪質は捨てがたいなぁ…とブツブツ言っていたけど。とは言え、北海道も冬にスキーをしに行こうと思ったら、今回のカナダ旅行と同じくらいの値段がするというから、なかなかうまく行かないもんだ。
スキー客に混じってやたら軽装な私たち。何だか肩身が狭くて早めに食べ終わり、車に戻って次は Bow Lake に。ここは、バンフを流れる Bow River の水源になっている場所。でもここでは大雪が降っていて、ちょっと風が吹いただけでも周りに積もった雪がふわーっと舞い、ちょっとした呼吸困難になるほどだった。あまりにも周りが真っ白で、軽く風が吹いただけで雪が襲ってくるので、何だかちょっとした無力感を味わってしまった。そして肝心の Bow Lake も凍結して何が何だか分からない。しかし、はるかかなたに見える山がとにかく雄大で、目の前に広がる真っ白な雪原が静かに凍ってる姿は感無量。バジルは雪に大はしゃぎだったけど、ここは「パウダー」どころか particle(粒子)と表現しても過言ではないほどさらさらの雪で、雪だるまを作ったり雪合戦の玉を作ったりすることすらできない。キュッと握るとさらさらと指の間から流れ出るくらいなので、雪合戦と言うよりは「雪のかけあい」のような感じで遊んでいた。
つがいのからすが、えさを求めてか後をつけてきて面白かった。写真を撮ろうと、車でほんの少し移動して外に出ると、また同じからすが後をつけてきたのか横っちょに降り立っていた。からすってやっぱり賢いのかも。
雪の Bow Lake を後にする。
この時点で、雪がひどくて視界が悪く、最終目的地である Athabaska Glacier まで行っても帰ってこられない恐れもあるということで、途中で引き返すことも考慮に入れて、いけるところまでいくことに。車内では、バジルがお姉さん相手に恐竜の知識を披露し、お姉さんが「すごいねー。色々知ってるんだね」と感心して言うと、「まぁね〜」だって。生意気〜!!
何とか一つ目の峠を越えたところで、Weeping Wall が。
いわゆる「すすり泣きの岩」と呼ばれるところで、雪解け水が岩肌を伝って下りてくるのだが、今の季節は滝が凍結していた。時間が止まったように凍ったままの滝。そこでアイスクライミングをしている人もいた。すごいなー、あそこまでどうやって上ったんだろと思っていたら、そのクライマーが手を振って「おーい」と声をかけてくれたので手を振って応えた。あそこまで行ってどうやって下りてくるんだろうと話しながら車内に戻り、最終目的地、Athabaska Glacier に。
ここに来る頃には天気も回復して雪も止んでいた。
氷河は、長年にわたって積もった雪が徐々に氷になってできたもの。30メートルの積雪があると、その雪の重みで圧縮されて30センチの氷ができるらしい。こうして、長い長い歳月をかけて作られた氷河。夏場には、一日5000人もの人が氷河体験ツアー(雪上車に乗って氷河の上までいけるらしい…冬場はやってないみたいだけど)に参加し、うち半数以上が日本人という。日本人ってお金持ってるのね(笑)うちは夏にはとてもじゃないけど高くて来られません…。冬の間は氷河を遠くから見るしかないんだけど、それでも、これぞ breathtaking だというほどに大きく、そして昨日と同じように、地球が辿ってきた足跡というか歴史というかを感じずにはいられなかった。地球には、これまでに4回氷河期があり、その最新のものが1万年前。その1万年前から降った雪が徐々に固められて氷河になったというんだから、驚かずにはいられない。何とも素晴らしく雄大な景色にうっとりと見とれ、わが身の小ささを否応なく実感した。そして、どうせいずれは死ぬのなら、病院のベッドの上や、はたまた不運にも交通事故なんかで路上で死ぬよりも、こういう場所で自然に還るように死にたいなんて思ったりもした。
雲の陰から太陽が姿を見せて、山のてっぺんが明るくなった姿もまた良くて。雪が降って途中大変だったけど、ここまで連れて来てもらって本当に良かったと思った。
名残惜しいけれど、Athabaska Glacier を後にしてバンフに戻る。
あまりの眠さに思わず寝てしまったが、途中、Weeping Wall の前を通り過ぎるときに、さっきアイスクライミングをしてた人がまだ同じ場所で立ち往生していて、その下からアイスクライミングで上っている人を発見。ひょっとして、「おーい」と声を【かけてくれた】のではなく、あれは「たすけて〜」という意味だったのかと大笑いになった。
バンフに戻ったら夕方。
ホテルで車を降り、部屋に戻ってから夕食の場所を決め、イタリアンのお店に。
カナダまで来てイタリアンかよ!という話はなしにして、今日は肉じゃなくてパスタが食べたいってことで。ほうれん草のサラダ、シーフードピザ、Roselline(平らなパスタと、ハムとチーズをバラの形にくるくると巻き、上からチーズをかけてオーブンで焼いたもの。トマトソースがかかっていておいしかった)を注文したけど、それでも量が多い。シーフードピザも、大きなホタテが乗っていておいしかったけど、全部食べた後はお腹いっぱいで気分が悪くなった。お酒も入ってたしね。この旅行で間違いなく3キロほどは太っただろうな…。
明日はバンフ市内観光と買い物。
バジルは、化石を買ってもらえるとうきうき気分で就寝した。
写真は Athabaska Glacier
最初はレンタカーを借りて勝手に行こうと思っていたが、雪道だし慣れていないと危ないとオペレータに止められ、現地のツアーに参加した。とは言え、この季節のロッキー地区はロッキー山脈を目的に訪れる人は少なくてスキー客ばかりなので、英語での(安い)ツアーは催行していない。日本人が経営する旅行会社の一日ツアーなら2人から催行しているという話だったので、事前に手配して連れて行ってもらうことにした。
ドライバー兼ガイドはYさんという若いお姉さん。国生さゆりを若くしたような感じの人で、可愛らしい容姿とは裏腹にガハハハハ〜と豪快に笑うところがステキだった。雪道をがんがん飛ばしながら運転するので雪国出身の人かと思いきや、千葉県出身で「ロッキーがとにかく大好きで、ここで働きたい!」という情熱だけでカナダに来たらしい。若いって素晴らしい。
朝は6時半に起床。
ホテルの目の前に7時半から朝食やってますというレストラン「Melissa」があったので、ホテルのロビーの暖炉の前で開店を待ち、7時半ちょい過ぎに店内に(後から聞いたら、バンフでは「朝食と言えばMelissaでしょ!」ってくらい有名なレストランらしい)。なかなかおいしい朝食を割とリーズナブルな値段で食べられた。
朝食後はいったんホテルに戻り、準備をしてからお迎えに来てくれていたYさんと合流。今日は私たちだけの貸切ツアーというのでワゴン車で出発。バンフの町を後にし、ハイウェイ1号に乗って最初の目的地、Castle Mountain のビューポイントに。
このハイウェイ1号というのは、カナダの東西を結ぶ世界最長の高速道路。その長さ7000キロ以上で、成田〜バンクーバー間の飛行距離がそのまますっぽり入るらしい。そう聞くと、カナダってやっぱり広い(そしてカナダを上回る面積のロシアってどれくらいの広さなんだろう)と思ってしまう。
Castle Mountain のビューポイントに車を停めて写真撮影を試みるも、このときすでに降雪が始まっていて思うようにいかず。目の前に流れているはずの Bow River もすっかり凍結して川なんだか何だか分からない。とりあえず写真だけは撮影しておいた。
Castle Mountain は、昔はインディアンによって Lost Mountain と名付けられていた。インディアンは地図を持たないので、狩りに出るときはこの山を目印にしていたらしいが、山は見る角度によって形が全然違うのでどっちにしても迷ってしまうということから Lost Mountain と名付けられたらしい。その後、スコットランド出身の探検家が、故郷のエジンバラ城に形が似ているということから Castle Mountain と改名(確かに、ビューポイントからみる山は城のようだった)。しかし更に1946年、第二次世界大戦後にアイゼンハワー(アメリカ)大統領の栄誉を称えて Eisenhower Mountain と名付けられたが、1970年代に「なんで戦争を奨励した人物、ましてやアメリカ大統領の名前をカナダの山につけるのか」という地元民の陳述に応える形で、Castle Mountain に再び改名されたという経緯があるという。
雪が降りしきる中、次は Lake Louise に。
Lake Louise では、スキー場がかなりの賑わいらしいけど、私たちは Chateau Lake Louise Hotel の方まで。しかし、夏には刻一刻と色が変わるという美しい Lake Louise も、さすがに真冬は凍結していて白一面。でも、湖の上にスケートリンクやホッケー場があったりして(今日は誰もいなかったけど)冬は冬なりに楽しめるようにはなっていた。オマケに、氷の彫刻のコンテストが開催されているとのことで、湖の上には大きなお城の彫刻、そしてホテルの前にはその他の彫刻があった。一つ日本人が手がけた彫刻もあって、これは他のものと比べても細部にわたって工夫が凝らされていて、日本人ってやっぱり手先が器用なんだなぁと感心した。マリリン・モンローがスカートを押さえている(あの有名なポーズね)彫刻もあったけど、一見しただけではマリリンとは分からない。ガイドのYさんなんかは、「私、細木数子かと思っちゃいましたよ」だって。確かにそう見えなくもないほど、ブサイクだった。マリリンも浮かばれんわ(笑)
超ゴージャスなホテルの中でトイレを済ませ、次は Lake Louise のスキー場に。
スキーはしないけど、カフェテリアで早めのランチを済ませることに。パセリはスキーが好きなので、ちょっとだけスキー場を見てみたいと言って寄ってもらったのだが、パセリ曰く「確かに雪質はカナダの方が格段にいいし、コースの数も多い。でも、目の前にあるコースも思ったほど広いわけではないし、リフト券も高い。雪質にこだわらなければ北海道に行くのも一緒かも」。でもスキーヤーとしては、この雪質は捨てがたいなぁ…とブツブツ言っていたけど。とは言え、北海道も冬にスキーをしに行こうと思ったら、今回のカナダ旅行と同じくらいの値段がするというから、なかなかうまく行かないもんだ。
スキー客に混じってやたら軽装な私たち。何だか肩身が狭くて早めに食べ終わり、車に戻って次は Bow Lake に。ここは、バンフを流れる Bow River の水源になっている場所。でもここでは大雪が降っていて、ちょっと風が吹いただけでも周りに積もった雪がふわーっと舞い、ちょっとした呼吸困難になるほどだった。あまりにも周りが真っ白で、軽く風が吹いただけで雪が襲ってくるので、何だかちょっとした無力感を味わってしまった。そして肝心の Bow Lake も凍結して何が何だか分からない。しかし、はるかかなたに見える山がとにかく雄大で、目の前に広がる真っ白な雪原が静かに凍ってる姿は感無量。バジルは雪に大はしゃぎだったけど、ここは「パウダー」どころか particle(粒子)と表現しても過言ではないほどさらさらの雪で、雪だるまを作ったり雪合戦の玉を作ったりすることすらできない。キュッと握るとさらさらと指の間から流れ出るくらいなので、雪合戦と言うよりは「雪のかけあい」のような感じで遊んでいた。
つがいのからすが、えさを求めてか後をつけてきて面白かった。写真を撮ろうと、車でほんの少し移動して外に出ると、また同じからすが後をつけてきたのか横っちょに降り立っていた。からすってやっぱり賢いのかも。
雪の Bow Lake を後にする。
この時点で、雪がひどくて視界が悪く、最終目的地である Athabaska Glacier まで行っても帰ってこられない恐れもあるということで、途中で引き返すことも考慮に入れて、いけるところまでいくことに。車内では、バジルがお姉さん相手に恐竜の知識を披露し、お姉さんが「すごいねー。色々知ってるんだね」と感心して言うと、「まぁね〜」だって。生意気〜!!
何とか一つ目の峠を越えたところで、Weeping Wall が。
いわゆる「すすり泣きの岩」と呼ばれるところで、雪解け水が岩肌を伝って下りてくるのだが、今の季節は滝が凍結していた。時間が止まったように凍ったままの滝。そこでアイスクライミングをしている人もいた。すごいなー、あそこまでどうやって上ったんだろと思っていたら、そのクライマーが手を振って「おーい」と声をかけてくれたので手を振って応えた。あそこまで行ってどうやって下りてくるんだろうと話しながら車内に戻り、最終目的地、Athabaska Glacier に。
ここに来る頃には天気も回復して雪も止んでいた。
氷河は、長年にわたって積もった雪が徐々に氷になってできたもの。30メートルの積雪があると、その雪の重みで圧縮されて30センチの氷ができるらしい。こうして、長い長い歳月をかけて作られた氷河。夏場には、一日5000人もの人が氷河体験ツアー(雪上車に乗って氷河の上までいけるらしい…冬場はやってないみたいだけど)に参加し、うち半数以上が日本人という。日本人ってお金持ってるのね(笑)うちは夏にはとてもじゃないけど高くて来られません…。冬の間は氷河を遠くから見るしかないんだけど、それでも、これぞ breathtaking だというほどに大きく、そして昨日と同じように、地球が辿ってきた足跡というか歴史というかを感じずにはいられなかった。地球には、これまでに4回氷河期があり、その最新のものが1万年前。その1万年前から降った雪が徐々に固められて氷河になったというんだから、驚かずにはいられない。何とも素晴らしく雄大な景色にうっとりと見とれ、わが身の小ささを否応なく実感した。そして、どうせいずれは死ぬのなら、病院のベッドの上や、はたまた不運にも交通事故なんかで路上で死ぬよりも、こういう場所で自然に還るように死にたいなんて思ったりもした。
雲の陰から太陽が姿を見せて、山のてっぺんが明るくなった姿もまた良くて。雪が降って途中大変だったけど、ここまで連れて来てもらって本当に良かったと思った。
名残惜しいけれど、Athabaska Glacier を後にしてバンフに戻る。
あまりの眠さに思わず寝てしまったが、途中、Weeping Wall の前を通り過ぎるときに、さっきアイスクライミングをしてた人がまだ同じ場所で立ち往生していて、その下からアイスクライミングで上っている人を発見。ひょっとして、「おーい」と声を【かけてくれた】のではなく、あれは「たすけて〜」という意味だったのかと大笑いになった。
バンフに戻ったら夕方。
ホテルで車を降り、部屋に戻ってから夕食の場所を決め、イタリアンのお店に。
カナダまで来てイタリアンかよ!という話はなしにして、今日は肉じゃなくてパスタが食べたいってことで。ほうれん草のサラダ、シーフードピザ、Roselline(平らなパスタと、ハムとチーズをバラの形にくるくると巻き、上からチーズをかけてオーブンで焼いたもの。トマトソースがかかっていておいしかった)を注文したけど、それでも量が多い。シーフードピザも、大きなホタテが乗っていておいしかったけど、全部食べた後はお腹いっぱいで気分が悪くなった。お酒も入ってたしね。この旅行で間違いなく3キロほどは太っただろうな…。
明日はバンフ市内観光と買い物。
バジルは、化石を買ってもらえるとうきうき気分で就寝した。
写真は Athabaska Glacier
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