1日目:出発→カルガリー
2006年2月2日
そんなこんなで、昨日の夜は遅くまで締め切りに追われ、さらにその後で荷造りしていたので就寝も遅くなり。出発直前まで銀行やらなにやらに出かけていたので、忘れ物をしたんじゃないかと不安に駆られながらも「はるか号」に乗車。やれやれ。
早めに関空に到着したので、さっさとチェックインしようと思ったら、エアカナダのチェックインカウンターがまだ開いてなかった。仕方なしに両替を先に済ませて、その辺で座って一休み。幸いにも忘れ物はなかったけど、寝不足でぼんやりしている私とパセリ、そしてどこまでもマイペースなバジルの旅は、きっと「忘れ物」に縁がありそうな気が…。
チェックインカウンターが開いたので荷物を預けて、お茶をしに。
それから機内用のお茶とお菓子を買出しに行って準備OK!
飛行機はACとANAのコードシェア便だったけど、機体もクルーもAC。
さすが海外のエアラインだけあって、とっても合理的というかドライというか。水平飛行に入った途端「はい機内食」。あまりおいしくないのを食べ終わるか終わらないかの頃にワゴンをごろごろ押して空き容器を回収に来る。食べるのが遅いバジルは当然まだ口の中モゴモゴ…。
そして容器の回収が終わったら「はい寝なさい」とばかりに機内真っ暗。仕方なしに寝る。早く寝るのは私の夢であり欲望でもあったが、こんな狭いところで心の準備もなく「寝ろ」と言われても…(寝たけど)。
そしてしばらくしたら「はい朝」といわんばかりに電気が点き、ドリンクのサービス。その直後に朝食。朝食が終わったら「もうすぐ着くから席に座れ」。なんとも慌しいフライトだった。
しかし、この時期に極寒のカナダに行くなんて(ましてやスキー目当てでもないのに)どうなん?と思っていたが、とにかくもう満席だった。団体ツアーのおじいちゃん・おばあちゃん然り、卒業旅行と思しき女子大生然り。私の隣に座っていたのも女子大生で、起きてる間はずーっとしゃべりっぱなし。これがまた耳に障る声でイライラしてiPodを耳に突っ込んで遮音していたんだけど、私がイラっときているのをパセリが面白そうに見てたのでさらにイライラ。後から聞くと「どうせオリちゃんだって、学生時代はあんなふうにしゃべってたくせに、いざ他人事になると勝手にいらついてるのが笑える」とか言って。ふん。
バンクーバーに到着してから、いったん入国。
入国審査官に「どこで英語を勉強したんだ」と不審がられ(不法就労しに来たのかと疑われたんだろうか)、ヨーロッパの某国の名前を挙げると(公用語が英語じゃない国なので)さらに混乱した様子。別室に呼ばれて…ってことはなかったけど。
荷物を受け取り、国内線に乗り継ぎ。
国際線よりも機体も機内もきれいってどういうこっちゃ(笑
長旅の末、ようやく今日の目的地、カルガリーに。
空港でレンタカーを借り、ウロウロ迷いながら市内のホテルに到着。
ホテルにチェックインし、荷物を置いてから早速散策に。
明日は早朝にホテルを出払うので、この日しか時間がないんよね。
カルガリーと言えば、冬季五輪も開催されたほどの場所なので、どれほど寒いのか見当もつかずにとにかく重装備をしていったのだが、今日はそれほど寒くはなかった。しかし、ここでは暖房のきいたアーケード(屋根付きの空中道路)が発達していて、ちょっとした場所なら外に出なくてもすいすい〜っと辿り着ける。これはちょっとすごいと思った。
カルガリータワーの上の展望レストランを予約しておいたので、ブラブラと散歩しながらショッピングセンターを覗き(あれこれ見たい衝動をこらえつつ…)、レストランへ。
ここのレストランはタワーの上にあって、1時間ほどかけて市内がぐるット360度見えるように1周するのだ。そして夜のカルガリーは、小ぢんまりとしながらもなかなかいい街だと思った。ビルの灯りがきれいで、でもビル街の道路1本向こうは静かな住宅街。日本なら、ギラギラのネオンで目が潰れそうだけど、こういうのもいいなぁと思った。そして、きっとお昼なら、はるかかなたにロッキー山脈も見えたんだろうな。
食べながら(ゆっくりとだけど)風景が変わるのは嬉しいんだけど、もともと車酔いとか船酔いとかしやすい体質の私は、何だか今でも三半規管がおかしい感じ…。
食事も(正直言ってあまり期待してなかったが)なかなかおいしかった。シーザーサラダの、レタスが軽くグリルしてあって、ものすごく香ばしい味。これが、カリカリベーコンとよく合うんだ。こういうのは初めてだったので新鮮だった。あと、私はサーモン。パセリはアルバータ牛のステーキ。分けて食べたけど、どっちもおいしかった。
ホテルに帰り、明日の作戦会議。
明日は、バジルが楽しみにしていた恐竜三昧の一日。
バジルは、さすがに長いフライトと、はしゃぎすぎた一日で疲れ果てたのか、「まだ眠くな〜い」と言いつつもバタンキュー。パセリも作戦会議の途中でダウンしてしまい、仕方なしに私一人で最短ルートの検索と途中の見所の調べモノ。それもこれも、パセリがバンクーバーからの国内線の中に『地球の歩き方』を忘れてきたからだよー!あれに色々詳しく載ってたのにさ!!
パセリと言えば、東京で家庭教師までつけて英語を学習していたのに、その成果をなかなか発揮しようとせず。もったいないなー。バジルの方が勇敢だよ。
というわけで、今日は店じまい。
明日は5時に出発…起きられるかな。
写真はカルガリータワー。このてっぺんの部分がレストラン
早めに関空に到着したので、さっさとチェックインしようと思ったら、エアカナダのチェックインカウンターがまだ開いてなかった。仕方なしに両替を先に済ませて、その辺で座って一休み。幸いにも忘れ物はなかったけど、寝不足でぼんやりしている私とパセリ、そしてどこまでもマイペースなバジルの旅は、きっと「忘れ物」に縁がありそうな気が…。
チェックインカウンターが開いたので荷物を預けて、お茶をしに。
それから機内用のお茶とお菓子を買出しに行って準備OK!
飛行機はACとANAのコードシェア便だったけど、機体もクルーもAC。
さすが海外のエアラインだけあって、とっても合理的というかドライというか。水平飛行に入った途端「はい機内食」。あまりおいしくないのを食べ終わるか終わらないかの頃にワゴンをごろごろ押して空き容器を回収に来る。食べるのが遅いバジルは当然まだ口の中モゴモゴ…。
そして容器の回収が終わったら「はい寝なさい」とばかりに機内真っ暗。仕方なしに寝る。早く寝るのは私の夢であり欲望でもあったが、こんな狭いところで心の準備もなく「寝ろ」と言われても…(寝たけど)。
そしてしばらくしたら「はい朝」といわんばかりに電気が点き、ドリンクのサービス。その直後に朝食。朝食が終わったら「もうすぐ着くから席に座れ」。なんとも慌しいフライトだった。
しかし、この時期に極寒のカナダに行くなんて(ましてやスキー目当てでもないのに)どうなん?と思っていたが、とにかくもう満席だった。団体ツアーのおじいちゃん・おばあちゃん然り、卒業旅行と思しき女子大生然り。私の隣に座っていたのも女子大生で、起きてる間はずーっとしゃべりっぱなし。これがまた耳に障る声でイライラしてiPodを耳に突っ込んで遮音していたんだけど、私がイラっときているのをパセリが面白そうに見てたのでさらにイライラ。後から聞くと「どうせオリちゃんだって、学生時代はあんなふうにしゃべってたくせに、いざ他人事になると勝手にいらついてるのが笑える」とか言って。ふん。
バンクーバーに到着してから、いったん入国。
入国審査官に「どこで英語を勉強したんだ」と不審がられ(不法就労しに来たのかと疑われたんだろうか)、ヨーロッパの某国の名前を挙げると(公用語が英語じゃない国なので)さらに混乱した様子。別室に呼ばれて…ってことはなかったけど。
荷物を受け取り、国内線に乗り継ぎ。
国際線よりも機体も機内もきれいってどういうこっちゃ(笑
長旅の末、ようやく今日の目的地、カルガリーに。
空港でレンタカーを借り、ウロウロ迷いながら市内のホテルに到着。
ホテルにチェックインし、荷物を置いてから早速散策に。
明日は早朝にホテルを出払うので、この日しか時間がないんよね。
カルガリーと言えば、冬季五輪も開催されたほどの場所なので、どれほど寒いのか見当もつかずにとにかく重装備をしていったのだが、今日はそれほど寒くはなかった。しかし、ここでは暖房のきいたアーケード(屋根付きの空中道路)が発達していて、ちょっとした場所なら外に出なくてもすいすい〜っと辿り着ける。これはちょっとすごいと思った。
カルガリータワーの上の展望レストランを予約しておいたので、ブラブラと散歩しながらショッピングセンターを覗き(あれこれ見たい衝動をこらえつつ…)、レストランへ。
ここのレストランはタワーの上にあって、1時間ほどかけて市内がぐるット360度見えるように1周するのだ。そして夜のカルガリーは、小ぢんまりとしながらもなかなかいい街だと思った。ビルの灯りがきれいで、でもビル街の道路1本向こうは静かな住宅街。日本なら、ギラギラのネオンで目が潰れそうだけど、こういうのもいいなぁと思った。そして、きっとお昼なら、はるかかなたにロッキー山脈も見えたんだろうな。
食べながら(ゆっくりとだけど)風景が変わるのは嬉しいんだけど、もともと車酔いとか船酔いとかしやすい体質の私は、何だか今でも三半規管がおかしい感じ…。
食事も(正直言ってあまり期待してなかったが)なかなかおいしかった。シーザーサラダの、レタスが軽くグリルしてあって、ものすごく香ばしい味。これが、カリカリベーコンとよく合うんだ。こういうのは初めてだったので新鮮だった。あと、私はサーモン。パセリはアルバータ牛のステーキ。分けて食べたけど、どっちもおいしかった。
ホテルに帰り、明日の作戦会議。
明日は、バジルが楽しみにしていた恐竜三昧の一日。
バジルは、さすがに長いフライトと、はしゃぎすぎた一日で疲れ果てたのか、「まだ眠くな〜い」と言いつつもバタンキュー。パセリも作戦会議の途中でダウンしてしまい、仕方なしに私一人で最短ルートの検索と途中の見所の調べモノ。それもこれも、パセリがバンクーバーからの国内線の中に『地球の歩き方』を忘れてきたからだよー!あれに色々詳しく載ってたのにさ!!
パセリと言えば、東京で家庭教師までつけて英語を学習していたのに、その成果をなかなか発揮しようとせず。もったいないなー。バジルの方が勇敢だよ。
というわけで、今日は店じまい。
明日は5時に出発…起きられるかな。
写真はカルガリータワー。このてっぺんの部分がレストラン
コメント