寒い日は温泉で

午前中は、納品時間がきっちり指定されている原稿を仕上げて、午後からは明日納品の短めの原稿を2本。バジルのお迎えまでに少し時間があったので、1人用のホットカーペットの上にゴロンと寝転んでしばしの休息。ああ極楽じゃ〜

夕方はバジルのサッカークラブがあったので、保育所に迎えに行ってから車の中でユニホームに着替えさせつつグラウンドに。寒いのにご苦労さんって感じの子どもらがワーワー言いながら走ってて、「子どもってやっぱり寒さに強いんだろか」と思ったりした。私はダメ〜。何もないグラウンドで、突っ立って子どもらが走り回るのを見てるだけなんて寒くてやってられんと思い、「銀行に行くから」ってことでさっさとグラウンドを後にした。

銀行に寄り、明日の制服採寸で支払うお金を用意。
恐ろしいほどの金額がいっぺんに飛んでいくんだよー。ううう泣けてくるわ。

その後いったん帰宅し、170 words ほどの超短い原稿をさっくり仕上げて納品。外は寒いから、もう少し家の中でヌクヌクしてたかったけど諦めてバジルを迎えに。

すると、ちょうど試合（と言ってもごく限られた人数の中での試合なので、サッカーというよりもフットサルって感じだけど）が終わったところで、珍しくバジルがいるチームが勝っていた。バジルは、変なところで負けず嫌いなところがあるけど、スポーツ系（自分が取り立てて興味がない分野）ではぜんぜん負けん気を発揮しない。なので、試合で負けても「あ〜あぁ」（しかも笑いながら）とあっさりしたもんだけど、相手チームの男の子が号泣して大変だった。

その子はバジルより1つ年下の子なんだけど、すごーくすばしっこくてバランス感覚も優れてるし、ボールを操る足裁きも軽やか。将来はもちろんサッカー選手を目指してるって言うし、何ともセンスの良さそうなプレイをするのでひょっとすると本当にサッカー選手になっちゃうんじゃないかと思ってしまうくらい上手なのだ。

そんな子なので、バジルのようなヘナチョコに負けて悔しくて
「もう来週から来たくないー！」
「試合やってもすぐ負けるもん」
「大きい試合だけ出る！」
と大変な騒ぎだった。
バジルのチームが勝ったのも、別にバジルが上手だったわけでは決してなくて、もう1人の子がそこそこ上手かったからなんだけどね（笑

サッカーが終わってから、あまりの寒さに温泉に直行。
平日の夕方だから空いてるだろうと読んでいったのだが、まぁまぁの空き具合だった。何だかおばちゃん率が異様に高かったけど（笑

お風呂で十分に温まり、お肌もつるつるになったところで、軽くゴハン。隣の席に座ってたクソガキ子ども（推定2歳後半）がめちゃくちゃ行儀が悪くて、テーブルの上に立ったり、別の空いてるテーブルの上に寝そべったり、あちこち走り回ったり。親は知らん振りしてメールを打ってるし。そのうち、その子が戻ってきて「ママ死ね」とか恐ろしいことを言い出し、お母さんが「も〜。どこでそんな言葉覚えてくるんかな、この子は」と笑いながら言ってたのにビックリ。そりゃ2歳だから、意味も分からずに言ってるってこともあるだろうけど、ビシッと注意すりゃいいのに。子どもに罪はないんだろうけど、何とも情けない親だなぁと思ってしまった。

＋＋＋

ホリエモン、とうとう逮捕されちゃいましたね。
こないだ東京からの帰り道に読んでいた週刊誌（新潮だったっけな）に「ホリエモンは2月に逮捕されて『ムイチモン』になる」と見出しがあったけど、まぁ「2月」って部分は除いてその通りになってしまったのかな。

法の目をくぐり抜けながら、違法スレスレ（ってか違法だったんだよね結局）の方法で「濡れ手に粟」的に時価総額を増やし続け…わずか10年そこらで7000億だったかにまで成長させてウハウハ有頂天になり、オマケに何だっけ？「ソテーガイ」？ってバンドまで組んで4月にCDデビューする予定だったとか、ちょっと目が離れた広報のオネエサマとか、普通に考えたら「ちょっと胡散臭い」感じはプンプンする。

ヒルズに事務所＋住居を構えて「ヒルズ族」とか「勝ち組」とか言われて、ちっとも男前じゃないのに美女を従えて「人の心はお金で買える」とか豪語しちゃって。自分にくっついてきた女が、「お金を持ってる自分」に群がってきただけなのに、そんな十把一絡げに言われちゃーねー。

ま、そんなこともあんなことも、逮捕されて「ムイチモン」になったらもうおしまい。お金のない「ホリエモン」には誰もついてこないでしょ。

結局、そんなに給料が高くなくても、実直に一生懸命働いてる人の勝ちってことやね。理不尽なことは沢山あるけど、一生懸命働いていればいいことがあるよね。ささやかなシアワセが嬉しい日々って悪くないのかも。