定年後の生活

2006年1月23日
昨日までの疲れを引きずりつつ、目覚ましの音で目が覚めると7時。まだ時間があるわ〜と思いながらウトウトと寝ていると、何だか色んな夢を見て…次に起きたら8時半で大慌て。

急いでバジルに朝食を食べさせ、急いで準備させ、自転車をかっ飛ばして保育所に送り込んだ。ああ疲れた…

軽く掃除機をかけ、コーヒーを飲みながらメールをチェックして、午後までに納品する原稿の仕上げにかかる。

それを納品したのがお昼ちょい前。
いい具合にお腹が空いてきたので、何を食べようか思案していると母から電話。これから福島のほうに用事があって行くけど、「はがくれ」とうどんでも食べない?というお誘いだった。

ちょうどこれからゴハンを食べるつもりだったし、出るのは面倒だったけど、おいしいうどんにありつくためにちょっと福島まで。ホテルの前で母と合流し、おいしいうどんを堪能しました。ああ満足。

「はがくれ」の前のカフェでケーキセットを食べながら、父の話を少し。父は定年退職後、メキシコに行ったり翻訳に手を染めてみたりとあれこれやってみたけど、結局根気のない性格をしているせいか長続きがしない。すぐに結果が出ないと気がすまないタイプだから、なかなか芽が出ないようなことはしないんだよね。今まで、やることなすこと割とスムーズに成功してきた人だから、七転び八起き的な精神はあまり浸透していないんだろう。

まぁ、還暦を過ぎた人だからそんなにガッツリ何かをしなきゃいけないわけではなし。老後にハリを与えてくれるような趣味でも見つければいいんだけど、なかなかね。

趣味と言えば、父は私が幼い頃によく油絵を描いていた。
これがなかなかの腕前で。今でも絵を描くのは好きなようで、よくバジルにリクエストされて虫の絵とか描いてるんだけど、そういうサークルとか市民講座とかに行けばいいのに…と言ってもダメ。絵は好きだけど、人が嫌いなんだよね。だから決まった人としか付き合わない。会社の OB 会からのお誘いも「面倒だから」って滅多に顔を出してないみたいだし。

そんな父なのに、こないだ、何を思ったか「ヘルパーの資格でもとろうかな」と言ったらしく、母はビックリ。ヘルパーのように根気が必要で、なおかつお年寄りの話し相手もできるほどの社交性も求められるような仕事、父にもっとも向いてないと思うんだけど。母もそう思いつつも「まぁ本人がやってみる気になってるんなら」と半分諦めモード。

シルバー世代向けの英会話教室を開くとかすればいいのに〜と私なんかは思うんだけど(で、母も同じことを考えて提案したらしい)、それも「んー」と気乗りしない感じみたい。そういう教室なら、イヤなら生徒と個人的な交流の場を設けなければいいわけだし(生徒同士で交流を持つのはよしとしても)、父も英語が得意だからそれを活かせるし、テキスト選びくらいなら私がやるし。最初は少人数でやって、人数が増えてきたらどこかの会場を借りるとかすればいいのに。なんか宝の持ち腐ればっかりでもったいないなーって思ってしまう。

定年退職後、また別の会社に再就職をする人もいれば、会社をさっぱり辞めて趣味の道に走る人もいる。
父だって、色々模索してるんだろうし、自分であれこれ調べたりしてるんだから、別に何もしたくないわけじゃなさそう。だから、時間はたっぷりあるんだし、しばらく静観するしかないんちゃう?ってとこで一件落着。母はちょっと不満げだったけどね。


帰宅後、仕事を片付ける。
これが終わったら、しばらくはゆっくりできるぞー!って矢先に、また1本の電話が。

曰く「明日の午後1時までに2000ワードお願いできますか〜?(泣)」という、私が絶対に仕事を断れない「なかむらさん」からの依頼だった。

ううう、11時に寝る夢、破れたり。
でもなかむらさんが相手じゃしょうがないなー。

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