今日はいよいよ弟ミントの結婚式。
幸いにも天候にも恵まれて、いい日になった。

7:15 にヘアメイクのお姉さんが部屋に。
私と同じ名前で、年回りも同じくらい。ホノルルにはもう14年くらい住んでいて、子どももばっちりこっちの学校に通っているという人。下の男の子がちょうどバジルと同じくらいなので、日本ではどんなことがはやってるの?とか、アメリカの子どもたちの話も聞かせて〜とか、結婚式前から妙にテンションが高くなってしまった。

おととい、アラモアナのおもちゃ屋に行ったときにも発見したが、ハワイでも「デカレンジャー」がはやってるらしい(日本ではもう放映終わっちゃったよ〜と言うとビックリしていたが)。で、数年前にハワイでキカイダーがブームになり、主演男優がハワイで調子に乗っていた話とか(笑)なかなか楽しい人だった。

無事メイクが終わり、時間ギリギリになって下におりるとき、一緒のエレベーターに、ウェディングドレスを着たカップルが乗り込んで着た。心の中で「ふふっ。ミントたちの勝ちやな」と思ってしまった私は、やっぱり両親の血を引いて身びいきなんだろうか。

下に下りると、ちょうど主役の2人が直後におりてきた。

いやー美しい。
花嫁さんって、何でこうもキレイなんだろうね。
ミントも、前日は「恥ずかしいわー」と言っていたが、やっぱり嬉しそう。そりゃそうだよねぇ。

主役の2人はリムジンで颯爽と出かけ、私らはその後ろからマイクロバスで付いていく。タイムのお友達が4人ほど日本からかけつけてくれたので、列席者は全部で12人。日本から挙式しに来るカップルの中では、なかなかの大所帯じゃないかしら。

バジルも、今日はリングボーイだってことで、ボウタイを締めて緊張した感じ。でもまぁ、バスの中ではしゃいでたけどね。

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チャペルは、コオリナのビーチ沿いにある小さな場所。聞くところによると、7年ほど前にできた比較的新しいところで、窓から太平洋が一望できるということで、人気があるんだって。確かにキレイな場所だったな。

待合室に通され、挙式中の注意事項をまとめたビデオをまず見せられた。
それから、ミントから預かったビデオで、列席者のみんなに一言ずつ(定番の)メッセージをもらう。

まぁみんなそこそこ普通に「お幸せに〜」とか言ってたんだけど、タイムのパパが(花嫁の父なのに?花嫁の父だから?)パセリが「メッセージをお願いします」とカメラを向けても「何もない!」と一言で終わり(笑

パセリが困っていたので、「んー。でもお父さん、タイムちゃんがあんなにキレイで嬉しいですよねぇ」と助け舟を出したが「んー。まぁ、別に何とも思わないですよ」ガクッ

+++

いよいよ式の始まり。

チャペルの中は、こじんまりとして可愛らしい感じ。牧師さんと歌手、オルガン奏者がスタンバイしていた。んん〜いい感じ。

着席してしばらくすると、扉が開いて、リングピローを持ったバジルが現れた。ひー!!緊張した顔つき。スマイルスマイル!!と言っておいたんだけど、いざとなるとそんなこと忘れたみたいで、すっかりしかめっ面。私と目が合うと、うっすらと微笑むんだけど、視線を外すとまたしかめっ面。

歌手の感動的な歌が一曲終わったところで、ウェディングマーチ。

それに合わせて、バジルがバージンロードをゆっくりと先導し、牧師さんにリングピローを渡す。

渡したところで私の隣に戻ってくるはずだったのに、緊張していたのか牧師さんの顔を見つめたまま直立不動。

無理やりこっち側の席に戻され、着席したところで、さっきの「ノーコメント!!」新婦の父が「おめでとう」とか細く声をかけながらタイムのベールをあげた。

祭壇の2人。
美男美女で絵になりすぎ!

もうここで母の涙腺は緩んでしまい、すっかり涙ぼろぼろ。これはまぁ、いつものことだからね。ホントに涙もろいんだ、母は。
(それに比べ、タイムの両親は無表情…笑)

牧師さんの話が始まり、誓いの言葉。

牧師「ワタシ、ミント ハ〜」
ミント「ワタシ、ミント ハ〜」(←牧師さんと同じく、ものすごいガイジン訛りの日本語)

ここで吹き出してしまいそうになるのをこらえていると、次の言葉でミントが言葉に詰まってしまった。

おかしくなって吹き出すのか?と思っていたら、一筋の涙が彼の頬を伝っていた。感極まって涙が出てしまったらしい。

それからは新婦ともども(ついでに母も…)涙・涙の誓いの言葉となった(母は何も誓ってないけどね)。もちろん、列席していたタイムのお友達もウルウル…私は逆に泣けず。波に乗り遅れたらアカンね(そういう問題かよ)。

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何とか滞りなく式は終わり、写真撮影してからフラワーシャワー。

それからビーチに下りて写真撮影。
お約束の「お姫様抱っこ」での写真も撮影していたし、キスもさんざんさせられて、海も空もきれいで、いかにもハワイでの結婚式!って感じ。いいな、いいなー。次は私もハワイでしよう(えっ)

それからはお食事会。
タイムのお友達ともいろいろ話せたし、ミントの小6の頃の先生からも色んな話を聞けて楽しかった。この先生、私たちがヨーロッパに住んでいた頃に、その国の日本人学校でミントの担任になってくれた人。この先生との出会いが、ミントの人生を変えたんじゃないかと思うくらい、彼に大きな影響を与えた人だと思う。

そして今、20年近く経過して、かつての教え子の結婚式に、しかも仕事を休んで異国の地まで駆けつけてきてくれる先生なんて、何人いるだろうか。本当に素晴らしい先生だと思う。感謝感謝

ミントが意外にも涙もろかったとか(今日の涙もそうだけど、それ以外にも「セカチュー」を見て泣いていたとか、そういう話もタイムが話してくれた)、母が涙もろい一面を存分に発揮しつつ「ミントは、頭が良くてすべてにおいて優秀な姉(←私のことね・笑)の影に隠れているような子だったけど、とにかく愛嬌は最高に良くて、家族の潤滑油のような存在だった」と話したこと(ああ、私たち姉弟は、親から見るとそういう風な存在だったのね〜と改めて思ったり)、何だかいろんな人の「意外性」を垣間見たような気分だった。

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食事の後は、また同じマイクロバスでホテルに。

ちょこっとハネムーナーの部屋を覗かせてもらったら、すごーいの!もうどっかーん!とオーシャンビューで、ダイアモンドヘッドがきれいに見える場所。

そりゃ、ハネムーンだもん、これくらい奮発しなきゃねー。

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部屋に戻って着替えを済ませ、バジルのリクエストでまたアラモアナに。どうやら、もう一回アメリカのムシキングをしたかったらしい(笑

パセリとバジルに先にアラモアナに行ってもらい、私と両親はイリカイの近くのヘルスフード屋に。ここで両親はサプリメント、私はバジルの子ども用サプリメントと、自分用のスキンケア商品をいくつか購入。

そこから徒歩でアラモアナに行き、バジルたちと合流。

ちょっとだけウロウロし、ジュースを飲んでホテルに戻ることに。
明日はもう帰国なので、baggage pickup などの時間を確認しに JAL のラウンジに寄って、軽くうどんを食べて ABC にチョコレートなどを購入。

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大量に買ったお土産がスーツケースに入るかどうか心配だったので、まずはつめてみたが、どう考えても入らない。仕方なく ABC で $9.99 のちゃっちいスーツケースもどきを購入して、何とか全部詰め込み、帰国準備完了。

明日は 4:45 起床、5:15 baggage pickup、7:10 にラウンジ集合。11時のフライトなのに、早過ぎないか??

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