インチキ先生、ブチ切れる
2004年7月9日今日はまた塾で講師の日だったので、今日納品の原稿を午前3時までかかって仕上げた。
納品したとたんに寝てしまったので、結局今日の準備はほとんどできず。ぶっつけ本番ってのも辛いけど、テキストの完成度がすごく高かったので、テキストに依存することにした。
とりあえず 8 時前に起床。
今日は夕方からバジルの英会話なので、夕飯の下準備だけ先に済ませておく。それがほぼ終わると同時に洗濯が終わったので、洗濯物を干し、化粧をして急いで出る。
何とか 30 分前に教室に入れたので、今日やる部分にざっと目を通していると、恐ろしいほど多数の生徒がやってくるではないか。
まさかと思ったけど、教室の助手をしてる人に
「ねー。これってみんな私の生徒じゃないよね?」
と聞いてみると、あっさり
「えっ。みんなオリーブ先生のクラスの子ですよ」
えっ( ̄△ ̄;;;
案の定、小さな教室は満員御礼状態。
前のコースでは 8 人くらいだったので、今日は一気に 3 倍近く増えていた。
ま、人前で話すのは割と平気なほうだし、人数が増えたところでやることには変わりはないからいいんだけどね。
ただ、冷房の効きが悪くて、教室の中が暑かったけど。
と最初はノンキに構えていたけど、蓋を開けてみれば…
前のコースで、おバカな論文を書いていた彼らが懐かしくなるような子ばかりだった。
まず、やる気がない。
そりゃね。
暑いし、勉強なんか面倒なこと、やらずに済むならやりたくない気持ちは分かる。私だって同じだったし。
でもさ。
仮にも受験生だよ。日本の受験生なんか、みんな必死で勉強してるのに、なんつーこっちゃ。
それだけならまだいい。
やる気がないなら別に無理強いするつもりはないし。
けど、人が話してるときに、狭い教室でべちゃくちゃしゃべって盛り上がってるのだけはいただけん。
最初は
「静かにしてください」
と普通に注意。
やつら、黙る。
3 分後。
またしゃべりだす。
「静かに!」
やつら、黙る。
3 分後。
またしゃべりだす。
「うるさい!しゃべるな!!」
やつら、黙る。
3 分後。
またしゃべりだす。
「いい加減にしなさい!」
・・・・シーン・・・・
そうそう。それでいいのだ。
でも、事態はそれだけに収まらなかった。
問題を各自でやらせていて、できた人から採点していったんだけど、しゃべっていた集団の中で、ものすごく作業が遅い子がいた。
しゃべっているか、髪の毛を気にしているか、眉ピアスを抜き差ししているか。思わず心の中で「そんな飾り立てても、元がたいしたことないっちゅーねん」と毒づく私。
でも、その子がカンニングしていることが発覚し、堪忍袋の緒が切れた。カンニングといっても、たかだかテキストの問題なんだけど、短いエッセイを読んで、その内容をまとめるっていうごくごく単純な作業だったのに、自分でやろうとしないのにいい加減イライラが爆発してしまったのだ。
私「一番前の席に移動しなさい」
ヤツ「えーっ。でも一番前は暑いし〜。狭いし〜」
私「いいから動きなさい」
ヤツ「いや、もうマジメにやります。もうこれがボクの精一杯っすから」
私「・・・聞こえへんかった?もう一回言います。早く動きなさい」
ヤツ「…席を動くくらいなら、カンニングなんかしなければ良かったっすよー」
私(ブチっ)「動けって言ってるの!Move your ass over there to that seat!!!!」
…勝った( ̄・・ ̄) =3
・・・と思ったのは束の間。
一番前の席に移動したやつは、次はダラダラ〜。
起きているのか寝ているのか。
さぁ、何度も突っついて、「分からないところはないか」と聞くと「ん〜。難しすぎるっす」
ってアンタ…
読んですらいないやろ!!
違うページ開いてるし。
「ここのページ!」と開いてもダラダラ〜。
また「何してるの?分からへんところがあるんやったら、ちゃんと聞いて」と声をかけると、「言葉が分からん」
なら辞書で調べろよ!
持ってきてるんだからさー。
ホンマにムカムカ。
↑の子以外にも、「ここを読んでください」って指名したら
「え〜っ。オレ、英語読めないんっすけど」
と抜かしたバカがいて(もちろん、英語圏から帰ってきてる子だから読めないわけがない)、「・・・読んでくださいって言ったけど、聞こえませんでしたか(イライラ)」と読ませた。
この子は、私が教室を出るときに
「先生、宿題難しすぎるわ。あんな問題出す大学ないで」
と言ってきた。でもそれは実際に受験で出た問題だっていうと、自分はそんなに勉強するつもりはないから、難しい問題をやる意味が分からん、などと言う。
あっそ。じゃ、これからもそうやって、努力もしない loser とし
て生きてけば?と喉元まで出かかったけど、ぐっと堪えて
「分からない単語は全部ちゃんと調べて、文章も何度も何度も読めばちゃんと分かるようになる。期限は 1 週間もあるんだから、毎日少しずつでもやってみればいいでしょ」
と言い残しておいた。
ここの塾長(私が生徒として通っていた頃からいる人で、お母さんみたいな雰囲気の人)に
「私たちの時は、おちゃらけた子はたくさんいたけど、不真面目な子はいなかった。みんな大学受験の準備をするためにここに来てたし、授業はマジメに聞いてたのに。なにが変わっちゃったのかなぁ〜」
とブツブツ言ってると、今日のクラスの「おちゃらけ組」は、特定の国から帰ってきた子ばかりみたいで。
言われてみれば、クラスの半分はガサガサゴソゴソ落ち着きがなく、本当にふざけてたけど、残りの半分は静かに取り組んでいた。
残るは来週の金曜日。
今からすでに気分がブルーやわ…
+++
夕方、バジルの英会話が終わり、さぁご飯を食べようと準備をしていると、英会話の先生から 1 本の電話。
何か忘れ物でもしたのかと思ったら
「南の方向に、大きな虹が出てるよ!」
ちょっとしたことだけど、それを私やバジルとシェアしようと電話までくれた彼女の心意気に救われた気がした。
もちろん、虹もきれいだったけど。
納品したとたんに寝てしまったので、結局今日の準備はほとんどできず。ぶっつけ本番ってのも辛いけど、テキストの完成度がすごく高かったので、テキストに依存することにした。
とりあえず 8 時前に起床。
今日は夕方からバジルの英会話なので、夕飯の下準備だけ先に済ませておく。それがほぼ終わると同時に洗濯が終わったので、洗濯物を干し、化粧をして急いで出る。
何とか 30 分前に教室に入れたので、今日やる部分にざっと目を通していると、恐ろしいほど多数の生徒がやってくるではないか。
まさかと思ったけど、教室の助手をしてる人に
「ねー。これってみんな私の生徒じゃないよね?」
と聞いてみると、あっさり
「えっ。みんなオリーブ先生のクラスの子ですよ」
えっ( ̄△ ̄;;;
案の定、小さな教室は満員御礼状態。
前のコースでは 8 人くらいだったので、今日は一気に 3 倍近く増えていた。
ま、人前で話すのは割と平気なほうだし、人数が増えたところでやることには変わりはないからいいんだけどね。
ただ、冷房の効きが悪くて、教室の中が暑かったけど。
と最初はノンキに構えていたけど、蓋を開けてみれば…
前のコースで、おバカな論文を書いていた彼らが懐かしくなるような子ばかりだった。
まず、やる気がない。
そりゃね。
暑いし、勉強なんか面倒なこと、やらずに済むならやりたくない気持ちは分かる。私だって同じだったし。
でもさ。
仮にも受験生だよ。日本の受験生なんか、みんな必死で勉強してるのに、なんつーこっちゃ。
それだけならまだいい。
やる気がないなら別に無理強いするつもりはないし。
けど、人が話してるときに、狭い教室でべちゃくちゃしゃべって盛り上がってるのだけはいただけん。
最初は
「静かにしてください」
と普通に注意。
やつら、黙る。
3 分後。
またしゃべりだす。
「静かに!」
やつら、黙る。
3 分後。
またしゃべりだす。
「うるさい!しゃべるな!!」
やつら、黙る。
3 分後。
またしゃべりだす。
「いい加減にしなさい!」
・・・・シーン・・・・
そうそう。それでいいのだ。
でも、事態はそれだけに収まらなかった。
問題を各自でやらせていて、できた人から採点していったんだけど、しゃべっていた集団の中で、ものすごく作業が遅い子がいた。
しゃべっているか、髪の毛を気にしているか、眉ピアスを抜き差ししているか。思わず心の中で「そんな飾り立てても、元がたいしたことないっちゅーねん」と毒づく私。
でも、その子がカンニングしていることが発覚し、堪忍袋の緒が切れた。カンニングといっても、たかだかテキストの問題なんだけど、短いエッセイを読んで、その内容をまとめるっていうごくごく単純な作業だったのに、自分でやろうとしないのにいい加減イライラが爆発してしまったのだ。
私「一番前の席に移動しなさい」
ヤツ「えーっ。でも一番前は暑いし〜。狭いし〜」
私「いいから動きなさい」
ヤツ「いや、もうマジメにやります。もうこれがボクの精一杯っすから」
私「・・・聞こえへんかった?もう一回言います。早く動きなさい」
ヤツ「…席を動くくらいなら、カンニングなんかしなければ良かったっすよー」
私(ブチっ)「動けって言ってるの!Move your ass over there to that seat!!!!」
…勝った( ̄・・ ̄) =3
・・・と思ったのは束の間。
一番前の席に移動したやつは、次はダラダラ〜。
起きているのか寝ているのか。
さぁ、何度も突っついて、「分からないところはないか」と聞くと「ん〜。難しすぎるっす」
ってアンタ…
読んですらいないやろ!!
違うページ開いてるし。
「ここのページ!」と開いてもダラダラ〜。
また「何してるの?分からへんところがあるんやったら、ちゃんと聞いて」と声をかけると、「言葉が分からん」
なら辞書で調べろよ!
持ってきてるんだからさー。
ホンマにムカムカ。
↑の子以外にも、「ここを読んでください」って指名したら
「え〜っ。オレ、英語読めないんっすけど」
と抜かしたバカがいて(もちろん、英語圏から帰ってきてる子だから読めないわけがない)、「・・・読んでくださいって言ったけど、聞こえませんでしたか(イライラ)」と読ませた。
この子は、私が教室を出るときに
「先生、宿題難しすぎるわ。あんな問題出す大学ないで」
と言ってきた。でもそれは実際に受験で出た問題だっていうと、自分はそんなに勉強するつもりはないから、難しい問題をやる意味が分からん、などと言う。
あっそ。じゃ、これからもそうやって、努力もしない loser とし
て生きてけば?と喉元まで出かかったけど、ぐっと堪えて
「分からない単語は全部ちゃんと調べて、文章も何度も何度も読めばちゃんと分かるようになる。期限は 1 週間もあるんだから、毎日少しずつでもやってみればいいでしょ」
と言い残しておいた。
ここの塾長(私が生徒として通っていた頃からいる人で、お母さんみたいな雰囲気の人)に
「私たちの時は、おちゃらけた子はたくさんいたけど、不真面目な子はいなかった。みんな大学受験の準備をするためにここに来てたし、授業はマジメに聞いてたのに。なにが変わっちゃったのかなぁ〜」
とブツブツ言ってると、今日のクラスの「おちゃらけ組」は、特定の国から帰ってきた子ばかりみたいで。
言われてみれば、クラスの半分はガサガサゴソゴソ落ち着きがなく、本当にふざけてたけど、残りの半分は静かに取り組んでいた。
残るは来週の金曜日。
今からすでに気分がブルーやわ…
+++
夕方、バジルの英会話が終わり、さぁご飯を食べようと準備をしていると、英会話の先生から 1 本の電話。
何か忘れ物でもしたのかと思ったら
「南の方向に、大きな虹が出てるよ!」
ちょっとしたことだけど、それを私やバジルとシェアしようと電話までくれた彼女の心意気に救われた気がした。
もちろん、虹もきれいだったけど。
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