無知は力なり

2003年10月13日
…って前に同じタイトルで日記を書いたような気がするけど。


ちょっと前に、某ちゃんねるで、かつて勤めていた会社のスレが立っていることに気づいた。

ものすっごく封建的な(というか、セクハラまがいなことを平気でする)会社で、「女はスカートじゃないとダメだ」とか、女性社員は社長の好みで採用してるとか(実際、今になって考えてみれば、同じ系統の女の子ばっかだったかも)…

実際、私は極度の冷え性で、冬場のスカートは辛いので、パンツスーツを着用して行ったら、部長に呼び出されて注意された。

「でも下半身が冷えて仕事にならないので、スカートはムリです。病気になります」

と言ったら、あっさり「じゃぁひざ掛けでも持ってきたらいいだろう」と言われたのでその通りにした。


でもそれは、普通の「ひざ掛け」ではなく、私仕様のひざ掛けで、限りなく「毛布」に近い代物(しかも色使いもかなり派手)だったので、それはそれでまた顰蹙だった。

その部長は、私の直属の上司である課長に、

「オリーブのあの毛布、何とかやめさせろ」

と言ってたらしいけど、ひざ掛けを持ってこいって言ったのそっちやん〜。ひざ掛けの種類の指定があるんだったら、アンタがプレゼントしてくれよっ!と強気の態度を貫いてやった。

・・・くだらんなぁ。


某ちゃんねるのスレッドには、社長の秘書は愛人だとか、A課長は派遣社員をたぶらかしてるとか、私が在籍中に流れていた噂の数々も書かれてあって「変わらんなぁ」と変に感心した。


私の直属の上司も、性懲りもなくまだ同じ会社にいるらしく、実名で暴露話のオンパレード。その中に、

B課長は気に入った女性社員を誘って、浮気相手にする(そしてその手口)とか書かれてあって、ビックリした。


まさに私に対する態度やん、それ(笑)


私は、それが私に対するモーションだったとはまったく気づかずにいたのだ。まさに無知は力なり。


確かに、ちょっと馴れ馴れしいなぁとは思ってたけど、適当にお茶を濁してたしね。


+++


今日は夕方まで仕事。

そして、パセリがパソコンラックを見に行きたいというので、買い物もかねてヨドバシに。

ぶらぶらしてから B2 のスーパーに行くと、迫力満点の黒人の男性がお惣菜売り場でうろうろしていた。

お惣菜の試食が大好きなバジルも、意気揚々と試食できるものを物色してたんだけど、その男性を見て動きが止まった。

そしてじーっと…

見つめて…


そして一言。


「ママ〜!ボボサップがいるぅぅぅ」


ボボ…(笑)


あああ〜っと思ってバジルの口を封じたけど、時すでに遅し。

でもその男性はバジルのほうを見て「ニヤっ!」と笑ってくれた。あー良かった。


+++


さっき、ケーブルテレビのあるドラマでちらっとやってた場面。

最初から見てたわけじゃないし、最後まで見てたわけでもないけど、その家族のお母さんの誕生日を誰一人として覚えてなくて怒ってしまい、家出をした。

残った家族(お父さんと息子3人)がお母さんを探し出し、ケーキを持って迎えに行くというような感じ?(超適当だけど)


で、そこでお母さんが一言。

「もう何もかも当たり前だと思われるのはイヤなの!」


お父さん&息子たちは頷きながら同意する。もうお母さんがいてくれること、やってくれることを当たり前になんか思わないよ。

「自分の家族に、自分の誕生日を思い出してもらえないのもイヤ」


うんうん。もう二度と忘れないよ。


「洗濯物も、あちこちにほったらかしにしないで、ちゃんと洗濯籠の中に入れて欲しいの!」


分かった。ちゃんとそうするよ。


「週に1度は、夕飯を作らなくて済む日があってもいいと思うんだけど」


そうだね。その通りだよ。
で、お母さん、帰ってきてくれるの?


「な〜んでいちいちこんなことを口に出して言わなきゃいけないのよっ!!」


は〜分かるなぁとため息が出てしまった。

洋の東西を問わず、主婦って同じなのね。

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