やられキャラ
2003年10月9日バジルは最近、保育所でシエルくんにやられっぱなしだと言う。
帰宅すると、必ず
「今日は公園でシエルに頭を叩かれた」
とか
「今日は後ろから押された」
とか言ってる。
自分の子供がやられっぱなしなのを聞いて面白い親なんかいない。私も「えーっ。シエルくんっておとなしい子なのに、そんなことするわけ?」なんて思っていた。
なので、
「やられてイヤなことは、シエルに『やめて』って言ったらいいやん。シエルに何回言ってもやめてくれへんかったら、先生に言ったら?」
と言ったら、
「今度からそうする」
と答えてたのが昨日の入浴時。
で、今日、お迎えのときに、バジルが気づく前にシエルくんが気づいて、
「バジルのママ〜♪」
とニコニコ近づいてきた。
「おっ。シエルくんやん。バジルに『ママ来たよ〜』って教えてあげてくれる?」
と言ってみると「いいよー」ってバジルを呼びに行ってくれた。
すると。
「バジル〜。お迎えやでー」
と、バジルの背中を押す押す。
バジルは面食らって前のめり。
シエルくんとバジルは同じ9月生まれで、シエルくんの方が6日ほど誕生日が早いだけ。バジルの方が痩せてるけど、身長はバジルの方が高いので、決して「体の大きい子が小さい子をいじめる図」には見えない。
見ていると、シエルくんは悪気があってバジルに接しているような感じではなく、ちょっと不器用な彼が、バジルと遊びたくてちょっかいを出してしまってるような。
それでもバジルは、普段からシエルくんにちょっかい出されてるのもあって
「ほらー。ママ、シエルがいっつもバジルにいじわるするねんで!!」
と憤慨していた。
「違うねんでバジル。ママがシエルくんにバジルを呼んで来てなーってお願いしてんで」
と言ったら、ちょっと納得したような顔をしていた。
+++
帰宅してからも、「シエルがいじわるするねん〜」とブツブツ言うので、今度は戦略を変えようと思い、
「シエルくんは、バジルと仲良くしたいねんで。明日、シエルくんと一緒に遊んでみたら?それでもいじわるばっかりするんやったら、バジルが痛いからやめてなって言ってみたらいいねん」
と言ってみた。
さて。結果はいかに。
+++
昨日、パセリがいきなりガラにもない本を買ってきた。携帯の機種変更をする間に時間があったので、本屋でたまたま見かけた本を買ってきたらしいんだけど、なんとまぁ「育児本」だった。
著名な人が書いたものだったけど、内容はすごくブルーになるもので、「3歳までが勝負」みたいなことがたくさん書いてあった。
3歳までに、脳の「配線」(ハードウェア)が完成してしまい、4歳以降はそのハードウェアをいかに拡張していくかという(メモリをどれだけ搭載するかとか、どんなアプリをインストールするかとか)、ざっくり言えばそんな感じのことが書いてあって、「ホンマかいな」と思った。
よく、早期教育で幼児期に英語を学ばせないと R と L の発音が区別できなくなるとか、子供は漢字でもパターンとして覚えるから、ひらがなだらけの絵本よりも漢字交じりの本を読んであげたほうがいいとか言うけど…
私の場合、英語を覚えたのは確かに幼少期だったけど、初めてアメリカンスクールに入ったのは4歳?5歳?くらいのとき。でも R と L の発音は区別できるよ。
バジルが某幼児英語教室に通ってた頃(ほんの数ヶ月だったけど)「自分が英語が苦手で、そんな思いを子供には味あわせたくないから」って、通ってるお母さんがたくさんいた。
でもね。
早く始めるよりも、いかにうまく継続するかが重要だと思うんだけどねぇ。早い時期に始めても続けられなければ忘れるのも早い。
逆に、遅くに始めても、コツコツと続ければ「モノ」になるし。
朝からそんな本を読んでしまい、強迫観念にとらわれそうになってしまった。
+++
あーあとね。
不愉快だったのが、やたら「お母さんが」というところ。
そりゃ、育児を主体的に行うのは母親かもしれないし、母親の役割って大きいと思うけど、じゃぁ父親は何なのさ??
歯磨き粉のコマーシャルなんかでも「子供の初期虫歯を防ぐのは、お母さん、あなたです」みたいなセリフがあるけど、何だよぅ。
たとえばうちでは、私は叱る役。パセリはフォローする役。って自然に決まってる。
それは、たまにしか家にいないパセリが「叱り役」だと、叱ってるイメージしか植えつけられないし、それはバジルにとってもあまり良くないかなぁって思ったから。
もちろん私も叱ってばかりではないけどね(笑)
こうして役割を分担して、2人で子育てしてるのに、お母さんお母さんって声高に言われてもねぇ。萎えるよ。
帰宅すると、必ず
「今日は公園でシエルに頭を叩かれた」
とか
「今日は後ろから押された」
とか言ってる。
自分の子供がやられっぱなしなのを聞いて面白い親なんかいない。私も「えーっ。シエルくんっておとなしい子なのに、そんなことするわけ?」なんて思っていた。
なので、
「やられてイヤなことは、シエルに『やめて』って言ったらいいやん。シエルに何回言ってもやめてくれへんかったら、先生に言ったら?」
と言ったら、
「今度からそうする」
と答えてたのが昨日の入浴時。
で、今日、お迎えのときに、バジルが気づく前にシエルくんが気づいて、
「バジルのママ〜♪」
とニコニコ近づいてきた。
「おっ。シエルくんやん。バジルに『ママ来たよ〜』って教えてあげてくれる?」
と言ってみると「いいよー」ってバジルを呼びに行ってくれた。
すると。
「バジル〜。お迎えやでー」
と、バジルの背中を押す押す。
バジルは面食らって前のめり。
シエルくんとバジルは同じ9月生まれで、シエルくんの方が6日ほど誕生日が早いだけ。バジルの方が痩せてるけど、身長はバジルの方が高いので、決して「体の大きい子が小さい子をいじめる図」には見えない。
見ていると、シエルくんは悪気があってバジルに接しているような感じではなく、ちょっと不器用な彼が、バジルと遊びたくてちょっかいを出してしまってるような。
それでもバジルは、普段からシエルくんにちょっかい出されてるのもあって
「ほらー。ママ、シエルがいっつもバジルにいじわるするねんで!!」
と憤慨していた。
「違うねんでバジル。ママがシエルくんにバジルを呼んで来てなーってお願いしてんで」
と言ったら、ちょっと納得したような顔をしていた。
+++
帰宅してからも、「シエルがいじわるするねん〜」とブツブツ言うので、今度は戦略を変えようと思い、
「シエルくんは、バジルと仲良くしたいねんで。明日、シエルくんと一緒に遊んでみたら?それでもいじわるばっかりするんやったら、バジルが痛いからやめてなって言ってみたらいいねん」
と言ってみた。
さて。結果はいかに。
+++
昨日、パセリがいきなりガラにもない本を買ってきた。携帯の機種変更をする間に時間があったので、本屋でたまたま見かけた本を買ってきたらしいんだけど、なんとまぁ「育児本」だった。
著名な人が書いたものだったけど、内容はすごくブルーになるもので、「3歳までが勝負」みたいなことがたくさん書いてあった。
3歳までに、脳の「配線」(ハードウェア)が完成してしまい、4歳以降はそのハードウェアをいかに拡張していくかという(メモリをどれだけ搭載するかとか、どんなアプリをインストールするかとか)、ざっくり言えばそんな感じのことが書いてあって、「ホンマかいな」と思った。
よく、早期教育で幼児期に英語を学ばせないと R と L の発音が区別できなくなるとか、子供は漢字でもパターンとして覚えるから、ひらがなだらけの絵本よりも漢字交じりの本を読んであげたほうがいいとか言うけど…
私の場合、英語を覚えたのは確かに幼少期だったけど、初めてアメリカンスクールに入ったのは4歳?5歳?くらいのとき。でも R と L の発音は区別できるよ。
バジルが某幼児英語教室に通ってた頃(ほんの数ヶ月だったけど)「自分が英語が苦手で、そんな思いを子供には味あわせたくないから」って、通ってるお母さんがたくさんいた。
でもね。
早く始めるよりも、いかにうまく継続するかが重要だと思うんだけどねぇ。早い時期に始めても続けられなければ忘れるのも早い。
逆に、遅くに始めても、コツコツと続ければ「モノ」になるし。
朝からそんな本を読んでしまい、強迫観念にとらわれそうになってしまった。
+++
あーあとね。
不愉快だったのが、やたら「お母さんが」というところ。
そりゃ、育児を主体的に行うのは母親かもしれないし、母親の役割って大きいと思うけど、じゃぁ父親は何なのさ??
歯磨き粉のコマーシャルなんかでも「子供の初期虫歯を防ぐのは、お母さん、あなたです」みたいなセリフがあるけど、何だよぅ。
たとえばうちでは、私は叱る役。パセリはフォローする役。って自然に決まってる。
それは、たまにしか家にいないパセリが「叱り役」だと、叱ってるイメージしか植えつけられないし、それはバジルにとってもあまり良くないかなぁって思ったから。
もちろん私も叱ってばかりではないけどね(笑)
こうして役割を分担して、2人で子育てしてるのに、お母さんお母さんって声高に言われてもねぇ。萎えるよ。
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