虫との戦い

今日から開始するプロジェクトの原稿は、昨日の夜のうちに届いていた。

メールの本文に「今回は量が多くて厳しいと思いますがよろしくお願いします」と書いてあったので、ブルーになりながらファイルごとの翻訳対象ワード数をまとめた Excel の表を開くと、思ったほどでもなかったので一安心。

というわけで、今日のお昼間は、おなじみのマッサージに行ってきた。

12時の約束なのに、12時なっても誰もいない。

あれっ、時間を間違えたかな、とか、インターホンの音が聞こえないのかな、とか色々考えていると、管理人室ががらっ！と開いて、時代遅れの牛乳瓶の底のような眼鏡をかけたジイさんが顔を出し

「○△◇＠＊？！」

と言ってきた。

ビビった。

何を言ってるのかと思い、近づいてみると、ちゃんと日本語で

「何時に約束してますのん？」

と言っていた。入れ歯のかみ合わせが悪い上に早口で、多分もともとの滑舌も悪いんだろう。ものすっごく分かりづらくて困った。


結局、12時を回っても中に入れないので電話してみると

「あああ〜！今日12時でしたっけ！すっかり時間を勘違いしてましたー！今すぐ行きます！！」

どうやら転送電話で自宅にかかったみたいで。

でも自宅が近所だったのですぐに極楽マッサージにありつけた。あー気持ちよかった。


＋＋＋


夕方、バジルをお迎えに行ってからは、オーキッドくん親子と夕飯に。

本当は、うちでおしゃべりしながら（そして子供らは放牧しながら…もちろん家の中だけど）まったりディナーと思ってたんだけど、マッサージの終了時間が思いのほかずれ込んで何も用意できなかったので、外に食べに行くことに。

1人1500円弱のアジアン・バイキング（もちろん子供2人は無料）で大満足。

オーキッドが戦いごっこの方にバジルを誘導し、それを察したバジルが私に

「ママ〜帰ろうよぅ」

と泣きついてくるという構図は同じだったけど、今回は、さすがのオーキッドも「バジルは戦いごっこはどうやら嫌らしい」ということを察し、バジルがごねると

「違うで。バジルと戦えへんで」

と訴えてくるようになった。

「そうなん？じゃぁ何と戦うん？」

と聞くと

「虫だ」（なぜか関東弁、しかも声を低くしてる）

おもろすぎ〜虫と戦うんかいな！とオーキッドママと爆笑した。ちなみにオーキッドは連日の公園遊びで、体中、虫刺されの痕だらけだった。

それでも戦いごっこは嫌だというバジルと、どうしても戦いごっこをしたいオーキッドは、結局、2人でそこらを走り回る、意味のない（でも体力は使いまくる）遊びで妥協した。

それでも何となくすごーく楽しかったようで、帰りは2人して

オ「俺な〜、バジルのこと好きやで」
バ「うん。バジルもオーキッド好き」

とラブラブモード（違う？）

次こそは、うちにご飯を食べに来てね〜と、名残惜しい一日だった。
明日はお弁当日。
買い物に行ってないので、どうしようか思案中…作り置きの千切り大根でも解凍しようかな。