バジルと英語

2003年4月9日
バジルが恐竜フリークなのはだいぶ前から書いてることだけど、そんな彼には密かな夢がある。

それは、アメリカのスミソニアン博物館に行くこと!
スミソニアンには、恐竜好きには垂涎モノのコレクションがあるみたいで(よく分からんけど)とにかく「アメリカの恐竜博物館に行きたい〜」というのが最近の口癖だったりする。

だいぶ前に、Amazon で購入した1本の恐竜のビデオ。
内容について詳しく書いていなかったので、てっきり恐竜の種類とか、生態とか、その辺をカバーしたもんだと思っていた。

でもそれは私の思い違いで、フタを開けてみれば、子供には(ましてや3歳児には)理解不能のつまんないビデオだった。しかも全編英語だし(爆)
スミソニアン博物館の紹介ビデオみたいな感じで、できるもんなら返品して、別のビデオを買ってやろうかとすら思った。

でもそれを試しにバジルに見せてみると、意外や意外、大喜び!
毎日のように繰り返し繰り返し見て、スミソニアン博物館に激しく興味をそそられることになってしまったのだ。


+++


しかし。
アメリカなど、おいそれと簡単に連れて行ける場所ではない。
ワシントン DC ですよ?(笑)
福井県の恐竜博物館みたく、週末を使って車でひょいっといける場所なんかじゃないし。

なので、バジルに条件を課した。

「バジルが英語をしゃべれるようになったら、スミソニアンに連れていってあげる!」


幸い、バジルのクラスからは英語の授業(まぁ、お遊び程度だろうけど)が月に2回ほどあるし。ちょっとでも興味を持ってくれるかなぁと、かすかに期待してみたりして。


+++


私は仕事柄英語をよく使うので、もちろん、自分ができることはバジルにもしてあげたい。けど、自分が当たり前のようにできることを、自分の子供に教えてあげるのって、案外難しいなぁって思う。

たとえば、料理のようなものならば、一つ一つの手順があるから教えてあげやすい。
でもねー。英語は無理(笑)
私が単にヘタレなイラチだからかもしれないけど、ものすごくムキになってしまう自分が目に見えるから。

「何で分かんないのっ!!」な〜んて言いながら、バジルをいつの間にか英語嫌いにさせちゃったりね。そして、スミソニアン行きの夢も摘み取っちゃったりしたら、申し訳が立たないもん。


でもやっぱ、英語ができるに越したことはないので、保育所に入る前に、きっかけ作りとして近所の英会話教室に通ったことがある。

先生は、ものすごく元気で若い先生で、子供たちも一瞬でなついた。
人当たりも良くて、お母さんたちにも評判が良かったし。
でも英語力はイマイチ…いちいち間違いが耳についていらつく私。
たまに「ママのためのワンポイント英会話〜♪」みたいに教えてくれることも間違いが多い。

最初は「英会話というより、チビ向けだから、リトミック教室に近いよな〜」と自分に言い聞かせていた。

でも、ある日のレッスン後、たまりかねて「先生それ間違ってます」とこっそり言ってしまった。

一番おかしかったのは、diaper(オムツ)を何度も dipper(ひしゃく)と言い続けてたこと。ホワイトボードに書くのも dipper になっている。

それを、関東の方で個人で英会話教室を開いてる友達に話すと、「なに?バジルのお教室って、ひしゃく持って踊るわけ?」と爆笑していた。

結局、半年ばかりで保育所に行くことが決まったので、教室を辞めてしまった。

保育所で英語を教えてくれる先生はどんなんだろう。
興味津々…覗きに行ってみたいくらいだわ!!


+++


家で少しでもできないかなぁと思い、最近、お風呂から上がる前に英語で数を数えることにした。発音もなかなか堂に入ってるバジル。

いつかスミソニアンにいける日が来ればいいね。

英語を話せるようになるのが先か、恐竜に興味を失うのが先か(笑)
ママは気長に見守ることにするわ〜♪♪


+++


受験のシーズンになると、主要大学の試験問題が新聞に掲載されたりする。
英語の問題に目を通すと、かなり高度なのでビックリする。
ほぇ〜、こんなの勉強するのかー。すげ〜〜なんて関心してしまう。

パセリも、一応名の通った大学を出てるので、こういう問題をちゃんとこなしてるはずなのよね。でも英語は「できない」と言い張る。

彼にとって(彼だけじゃないだろうけど)英語は「言語」ではなく「科目」なんだな。
そりゃ、嫌いになるよね(笑)

パセリも(ついでに)頑張れよー、バジルに負けないように★

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