迷走バジル

2003年1月2日
つたない日記を読んでくださるみなさん、明けましておめでとうございます。
みなさまにとって、幸多き1年でありますように。

+++

さてさて。
さきほど、パセリ実家から帰還しました。

いつものことながら、超つまんないお正月だった。田舎の一軒家(しかも築30年以上)なので、すきま風ぴゅーぴゅー、新幹線代と貴重な時間を費やしてまでえんやこら行ったのに、やる事といえばお給仕(パセリはもちろんお酒飲んでだらだら〜)。

もともとオリーブは(フェミニストではないけど)、こういう構図が大っ嫌い。つまり、女は台所でせっせと酒の肴作りや皿洗い、男はだらだら飲んで寝てしゃべって…、みたいな。

正月だけではなく、法事とかでもよくある光景だけど。

とにかく嫌いなのだ。こういう理不尽な構図は、未来を背負うバジルには見せたくないとすら思う。

だから、パセリに「ちょっと手伝ってよ!」と声をかけたことがある(何年か前の正月)。

すると、舅はパセリに一言。
「手伝わんでええがね〜」


なぬっ。
うるせーよ、ジジイ!時代遅れなんだよっ!
自分のことは自分でできるようになるようにバジルを教育してんのに、邪魔すんじゃねーよ(毒)
というわけで、その年以来、オリーブは挨拶もそこそこにさっさと一人で帰ってくることにしたのであった。


もちろん仕事もあるんだけどね。

  ↑そう言って帰るときに、どっかのジイさん(親戚の誰か。関係はよく分からん)が「そんなもん、一日二日やらんでも同じじゃ」だと。なんかむかつくー。何も知らないくせに、ぐだぐだ口を挟むんじゃねーよ(毒)


今年は、パセリがバジルも一緒に残したいというので、本当にオリーブだけが帰ってきた。去年までは、バジルとオリーブが先に戻ってきてたんだけど。


いずれにせよ、オリーブは仕事しなきゃいけないから、パセリと一緒にいてくれたほうがありがたいと思ったし。


だけど、新幹線の駅で、それまでは「ママがいなくても大丈夫やで!」と心強いことを言っていたバジル、急に泣き顔になっちゃった。

 バジル 「ママと一緒に帰るのー!」

んんん〜。後ろ髪を引かれるじゃないかー。
でも、バジルとパセリは明日帰ってくる予定だから、ほんの一晩だけなんだけどねー。

そう言っても効果はなく。

 「バジル、ママと一緒がいいのー!パパは嫌いなのー!!おじいちゃんもおばあちゃんもいらないのー!!!」(号泣)

パセリが強引にバジルを抱き上げて、外に連れ出す。強烈な泣き声に、改札に入れずに、こっそり後をついていくオリーブ。

すると。

パセリの抱っこを振り切ろうと、泣きながら必死にもがくバジル。しまいには上の服が脱げちゃった!

上半身裸で「ママー!ママー!!」と今生の別れのような形相でオリーブを探し回るバジルと、その後をバジルの服を手に追っかけるパセリ。

何だか力の抜ける場面だった。


結局、バジルは何とか納得し(パセリの弟の子供が同い年で、同じく帰省していたので、帰ったら一緒に遊べるよー、なんて言うと、現金なもんで「バジル、お友達と一緒に遊ぶ〜」と言っていた)帰っていったのであった…。


あー、それにしても。
バジルのいない家は広く広く感じるけど、家はやっぱりいいなー。

MTV でやってる The Osbournes を観ながら、のんびり仕事します。

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